ブルーダイアリー(カゲチヨ)

(あいもかわらないまいにち)

愛も変わらない毎日

(たいくつはこのまちのせおりー)

退屈はこの街のセオリー

(うそみたいにあおいそらにはなつのひびき)

嘘みたいに青い空には夏の響き

(あいはさわれないえれじー)

愛は触れないエレジー

(ふたりのであいはてんぺんちい)

二人の出会いは天変地異

(ながくのびるきみのかげをたどる)

長く伸びる君の影をたどる

(きみのいないせかいにさくはなにいみはなく)

君のいない世界に咲く花に意味はなく

(はやいやすいてきとー)

早い安いテキトー

(それくらいではきずもいえない)

それくらいでは傷も癒えない

(だれもかれもみなぼくらをわらうだろう)

誰も彼もみな僕らを笑うだろう

(だけどそれでいいのさどうせぼくはしねない)

だけどそれでいいのさ　どうせ僕は死ねない

(それもこれもみなまざるちしおのように)

それもこれもみな混ざる血潮のように

(せかいかえるなにかをぽけっとにしまっている)

世界変えるなにかをポケットにしまっている

(いつかのきおくにいる)

いつかの記憶にいる

(しょうじょがないていたわけを)

少女が泣いていた理由を

(しらないままぼくはきょうもねむりにつく)

知らないまま僕は今日も眠りにつく

(あいもかわらないまいにち)

あいも変わらない毎日

(ぼくらのであいはてんぺんちい)

僕らの出会いは天変地異

(しょうじょはまだあのばしょでないている)

少女はまだあの場所で泣いている

(きみがわらうしゃべるいきをするそのすべてが)

君が笑う、喋る、息をするその全てが

(せかいすくうりゆうになるときまでぼくはしねない)

世界救う理由になる時まで僕は死ねない

(いてついたひびをてらすきみはたいよう)

凍てついた日々を照らす君は太陽

(そこにうまれおちるかげにぼくはなりたい)

そこに生まれ落ちる影に僕はなりたい

(ゆびさきがふれるでんきのようにちるひかり)

指先が触れる電気のように散る光

(きみのかみがはんしゃしたなつの)

君の髪が反射した夏の

(そらはあおよりもあお)

空は青よりも青

(しんぞうがとまるきみのほおがそまる)

心臓が止まる君の頬が染まる

(きみのこおりをとくそれをあいとよべたら)

君の氷を解くそれを愛と呼べたら

(しょうじょにさしのべた)

少女に差し伸べた

(ぼくのてはたいよう)

僕の手は太陽

(ひかりそのひびきがぼくのちをみたす)

光その響きが僕の血を満たす

(だれもかれもみなせかいすくうひーろー)

誰も彼もみな世界救うヒーロー

(そんなあたりまえをいとおしいとおもえたから)

そんな当たり前を愛おしいと思えたから

(これからのひびをぼくらいきてゆける)

これからの日々を僕ら生きて行ける

(あしたあさってらいしゅう)

明日、明後日、来週？

(らいげつらいねんぼくらのえいえん)

来月、来年？僕らの永遠