嵐　イン・ザ・ルーム

(るーじゅそまりたいみだれたままで)

ルージュ　染まりたい　乱れたままで

(あでやかにまとって)

艶やかに纏って

(やぼったいかけひきなんてここらへんでぬぎすてて)

野暮ったい駆け引きなんて　ここら辺で脱ぎ捨てて

(いどむようなうわめづかいことばにもつまって)

挑むような上目遣い　言葉にも詰まって

(どんなゆめがみたいひとみそらさないで)

(どんな夢が見たい)　瞳　逸らさないで

(もっとちかづきたいくちびるがもとめてる)

(もっと近づきたい)　唇が求めてる

(こどうがかさなってさらけだすほんのう)

鼓動が重なって　曝け出す本能

(かんびなめまいにとけおちてゆく)

甘美な目眩に溶け落ちてゆく

(いんざるーむだれにもひみつのままで)

イン・ザ・ルーム　誰にも秘密のままで

(かわいたこころをしめらせる)

渇いた心を湿らせる

(るーじゅそまりたいみだれたままで)

ルージュ　染まりたい　乱れたままで

(むちゅうになってもうもどれない)

夢中になって　もう戻れない

(しまいこんだにちじょうがみえかくれしていたって)

仕舞い込んだ日常が　見え隠れしていたって

(それはそれでいとおしくてよけいにうつくしい)

それはそれで愛おしくて　余計に美しい

(いっそこのままでかれんなはなをだいて)

(いっそこのままで)　可憐な花を抱いて

(ずっとそばにいたいとげさえもいとわない)

(ずっとそばにいたい)　棘さえも厭わない

(くびすじのあせもえてしまうまで)

首筋の汗　燃えてしまうまで

(いっしゅんのひばなをちらしつづける)

一瞬の火花を散らし続ける

(いんざるーぷうずまくかんじょうはやがて)

イン・ザ・ループ　渦巻く感情はやがて

(からみあうたびにふりきれる)

絡み合うたびに振り切れる

(るーじゅしずかになぞるゆびさき)

ルージュ　静かに　なぞる指先

(すべてうばってそうさいごまで)

すべて奪って　そう最後まで

(ぬるくなでるみみもとのおんど)

ぬるく撫でる耳元の温度

(いしきのそとあふれだすよくそう)

意識の外　溢れ出す浴槽

(ああとうとう)

嗚呼とうとう

(さらけだすほんのう)

曝け出す本能

(からだをぬぐえどくれないのあと)

身体を拭えど　紅の痕

(これいじょうもうふれないのかと)

これ以上　もう触れないのかと

(つめたいどあのぶとめないよ)

冷たいドアノブ　止めないよ

(はかないゆめあいのあと)

儚い　夢　愛の跡

(こどうがかさなってさらけだすほんのう)

鼓動が重なって　曝け出す本能

(かんびなめまいにとけおちてゆく)

甘美な目眩に溶け落ちてゆく

(いんざるーむだれにもひみつのままで)

イン・ザ・ルーム　誰にも秘密のままで

(かわいたこころをしめらせる)

渇いた心を湿らせる

(るーじゅそまりたいみだれたままで)

ルージュ　染まりたい　乱れたままで

(むちゅうになってもうもどれない)

夢中になって　もう戻れない

(るーじゅそまりたいみだれたままで)

ルージュ　染まりたい　乱れたままで

(あでやかにまとって)

艶やかに纏って

(るーじゅしずかになぞるゆびさき)

ルージュ　静かに　なぞる指先

(もうもどれない)

もう戻れない