死んでも私のことを愛すって言ってくれたじゃん…

(つよいひざし　あびて)

強い日差し 浴びて

(ゆれる　ふうりんと)

揺れる 風鈴と

(あのなつをまっている)

あの夏を待っている

(あせがかがやいて)

汗が輝いて

(きみはほほえんで)

君は微笑んで

(いっそ、わすれちゃおう)

いっそ、忘れちゃおう

(きすをして)

キスをして

(なつをよびおこせ！)

夏を呼び起こせ！

(なつでいきをして！)

夏で息をして！

(とどきそうなにゅうどうぐも)

届きそうな入道雲

(まつりのたかいかきごおりと)

祭りの高いかき氷と

(しちがつひかるかれんだー)

7月ひかるカレンダー

(きみといきをしてる)

君と息をしてる

(あおいまなつのあさがにあうから)

青い真夏の朝が似合うから

(まちあわせ　きみのすがたまぶしくて)

待ち合わせ 君の姿眩しくて

(ぼくらのきせつがはじまったあいずと)

僕らの季節が始まった合図と

(せみのこえを　もっと！もっと！)

蝉の声を もっと！もっと！

(けいかくをたてず　うみをさがしにいこうよ)

計画を立てず 海を探しに行こうよ

(みつからなくたって)

見つからなくたって

(どうせわらいあってる)

どうせ笑い合ってる

(ひとみ　そらさないで)

瞳 逸らさないで

(ちゃんとてをにぎって)

ちゃんと手を握って

(へいねつをだいて)

平熱を抱いて

(さいごのはなび)

最後の花火

(ねがいごとがあるの)

願い事があるの

(うちあがった)

打ち上がった

(なんでもないよ)

なんでもないよ

(「ねえ、あたしいがいとこのけしき　みちゃだめだよ」)

「ねえ、あたし以外とこの景色 見ちゃだめだよ」

(なつをおいかけて)

夏を追いかけて！

(なつでいきをして！)

夏で息をして！

(とどかないなつしぐれ)

届かない夏時雨

(ねさげされたてもちはなび)

値下げされた手持ち花火

(「またらいねん」さびしいけど)

「また来年」寂しいけど

(きみがいれば、いいや。)

君がいれば、いいや。