そのドレスちょっと待った/back number

(ひとづてにきいたきみのはなし)

人づてに聞いた君の話

(いっしょうそいとげるあいてをみつけたって)

一生添い遂げる相手を見つけたって

(へぇそうなんだよかったねおしあわせに)

「へぇそうなんだよかったねおしあわせに」

(ことばとまぎゃくのきもちにじぶんもおどろいているよ)

言葉と真逆の気持ちに自分も驚いているよ

(わかれてずいぶんたつどころか)

別れてずいぶん経つどころか

(ぼくなりにあたらしいしあわせをてにしたつもりなのに)

僕なりに新しい幸せを手にしたつもりなのに

(もしもあのときぼくがつよがらずにでんわをかけられてたら)

もしもあの時僕が強がらずに電話をかけられてたら

(そのかねをならすきみのとなりには)

その鐘を鳴らす君のとなりには

(どれすにあってるよとにやにやするぼくが)

「ドレス似合ってるよ」とニヤニヤする僕が

(いたのかもしれないねきみはいまどんなかおしてわらってるの)

いたのかもしれないね君は今どんな顔して笑ってるの？

(どんなきもちでどんなあいてとどんなことばでちかってるの)

どんな気持ちでどんな相手とどんな言葉で誓ってるの？

(いがいとしっかりしたきみのことだ)

意外としっかりした君の事だ

(ちゃんとまじめなおひとをつかまえたことだろう)

ちゃんと真面目なお人を捕まえた事だろう

(んんどうでもいいとはいいつつもきになるような)

んんどうでもいいとは言いつつも気になるような

(ぼくのしりあいじゃないことだけいのっとこう)

僕の知り合いじゃない事だけ祈っとこう

(わかれたりゆうもきりだしたのもぜんぶじぶんからなわけでありまして)

別れた理由も切り出したのも全部自分からなわけでありまして

(あわせるかおすらないのです)

会わせる顔すらないのです

(もしもあのときぼくがゆうわくからいのちからがらにげきれば)

もしもあの時僕が誘惑から命からがら逃げ切れば

(そのかねをならすきみのとなりには)

その鐘を鳴らす君のとなりには

(しろいふくきてはなのしたをのばすぼくがいたのかもしれないね)

白い服着て鼻の下を伸ばす僕がいたのかもしれないね

(きみにいわせればもんだいはほかにももろもろあって)

君に言わせれば問題は他にも諸々あって

(あのひはただのきっかけだってわかってるよ)

あの日はただのきっかけだってわかってるよ

(きみとぼくのじんせいというみちがもうにどとまじわらないことを)

君と僕の人生という道がもう二度と交わらない事を

(およろこびもうしあげます)

お喜び申し上げます

(いまきょうかいのどあをあしであけてきみのてをつよくにぎって)

今教会のドアを足で開けて君の手を強く握って

(はしりだすゆうきなんてものはないよ)

走り出す勇気なんてものは無いよ

(だからいいたいことはやまほどあるけどしかたないきりがないし)

だから言いたい事は山ほどあるけど仕方ないキリがないし

(こんなうたともやもやしたきもちでもうしわけないが)

こんな歌とモヤモヤした気持ちで申し訳ないが

(おいわいのことばにかえさせていただきます)

お祝いの言葉に代えさせて頂きます