ようやく君が死んだんだ
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歌詞(問題文)
(ようやくきみがしんだんだ)
ようやく君が死んだんだ。
(やくそくどおりきみがさきにしんだんだ)
約束通り君が先に死んだんだ。
(きれいなかおでしんだんだ)
きれいな顔で死んだんだ。
(ゆらゆらゆらゆだるなつに)
ゆら、ゆら、ゆら。茹だる夏に。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(ぼくもようやくじゆうにくらせる)
僕もようやく自由に暮らせる。
(あぁねむれずおそうひとりよるが)
あぁ。眠れず襲う、独り夜が。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(すきなだけねてきゅうじつをおうかしよう)
好きなだけ寝て休日を謳歌しよう。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(すきなものをたべてくらしてやろう)
好きなものを食べて暮らしてやろう。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(かえずじまいだったねこもかってやろう)
飼えずじまいだった猫も飼ってやろう。
(ぼくよりさきにしなないで)
「僕より先に死なないで。」
(きみにきこえないようにささやいた)
君に聞こえないように、囁いた。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(きになっていたあのことでーとをしよう)
気になっていたあの子とデートをしよう。
(ようやくきみがしんだから)
ようやく君が死んだから、
(きみがきらいなあいつともあそべる)
君が嫌いなアイツとも遊べる。
(ようやくきみがしんだんだ)
ようやく君が死んだんだ!
(はやくいかなきゃまたよるがくる)
はやく行かなきゃまた夜が来る。
(あぁなぜまたあしがすくむ)
あぁ。何故、また、足がすくむ。
(よろこびではずむこころとはうらはらに)
喜びで弾む心とは裏腹に
(ふあんていなみゃくがこえをうばってく)
不安定な脈が声を奪ってく。
(きえぬこうかいとのこりがが)
消えぬ後悔と残り香が
(きえるのうないのじょうけいが)
消える脳内の情景が
(ぼくをよるへとつれていく)
僕を夜へと連れていく。
(はやくはしりだせ)
早く走り出せ!
(よるのまちなみへ)
夜の街並みへ。
(さびしがりなきみにとどくようにかがやいた)
寂しがりな君に届くように輝いた。
(ようやくきみはしねたんだ)
ようやく君は死ねたんだ。
(しにたいくらいつらいくるしみからとおく)
死にたいくらい辛い苦しみから遠く
(さよならなんていわないよ)
さよならなんて言わないよ。
(すぐむかえにいくからさ)
すぐ迎えに行くからさ。
(ようやくきみがしんだから)
「ようやく君が死んだから」
(なんてわりきれないくらいきみがすきで)
なんて割り切れないくらい君が好きで
(つぎはぼくがかなえるばんだ)
次は僕が叶える番だ。
(わたしをひとりにしないでね)
「私を独りにしないでね。」
(あさやけになくふるまりて)
朝焼けに鳴くフルマリテ
(のこすことばがきまらず)
残す言葉が決まらず
(かぜにゆれている)
風に揺れている。
(「。」)
「 。」
(とおくへいけ)
遠くへ行け。
(はやくさがしだせきみのかがやきを)
早く探し出せ!君の輝きを。
(だれよりもさきにみつけだしなづけるさ)
誰よりも先に見つけ出し名付けるさ。
(ようやくきみにあえるんだ)
「ようやく君に会えるんだ。」
(なによりたいせつなきみにささぐうた)
何より大切な君に捧ぐ歌。
(さよならなんていわないよ)
さよならなんて言わないよ。
(すぐむかえにいくからさ)
すぐ迎えに行くからさ。