エル・タンゴ・エゴイスタ

(るーじゅのきみよりゆうもあろう)

鮮血の君よ　理由もあろう

(みもとによるこのみはぱすとーる)

御許によるこの身は聖職者

(ひざをつきともにこおう「ゆるしたまえ」と)

膝をつき　ともに請おう「許し給え」と

(わるぎはないのごどうじょうするわ)

悪気はないのご同情するわ

(とーとにいのれなんてわらってしまって)

死神に祈れなんて笑ってしまって

(ちょっとわるいけどそっちのほう)

ちょっと悪いけど　そっちのほう

(そのとろけてんじゃないａｈｈａ)

その　蕩けてんじゃない　Ah,ha

(あぁあわれなひと)

嗚呼（まぁ）、哀れな人

(なかないでさぁいのり)

泣かないで、さぁ祈りーー

(なんてじょうだんないちゃうのあなたでしょう)

なんて冗談　哭いちゃうの貴方でしょう

(あいんつヴぁいどらい)

Eins・Zwei・Drei

(つぁいとふぉヴぁい)

Zeit・vorbei!

(だれをゆるしだれをすくいだれをなんてえらぶなら)

誰を許し？誰を救い？誰をなんて選ぶなら

(むくいたまえめぐみたまえ)

報いたまえ？恵みたまえ？

(かみはえごいすた)

神は利己主義者

(しとはこえどたみはうえて)

使徒は肥えど　民は飢えて

(こわれてもいいじゃないすくわれているなら)

壊れてもいいじゃない？救われているなら

(かなしきとーとわいんのかまと)

悲しき死神　ワインの鎌と

(ておいのけもののめでなにをこう)

手負いの獣の瞳で何を請う？

(そうねまずあなたのさめきって)

そうね　まず貴方の冷めきって

(すじのかたいいのち)

筋の硬い魂

(なんとおろか)

なんと愚か・・・

(じゃあわんわんいえにおかえり)

じゃあワンワン　教会墓地にお帰り

(こんふぇすあらためよあさはかさを)

告解改めよ　浅はかさを

(なにをゆるしなにをすくうかみのふかきふところよ)

何を許し？何を救う？神の深き懐よ

(むくいたまえめぐみたまえ)

報いたまえ　恵みたまえ

(しんこうはぱなせーあ)

信仰は万能薬

(たいすとがにばつをきざむ)

対す咎に　罰を刻む

(みこころにそうならばこのてもくだす)

御心に沿うならば　この手も下す

(あおらいぇんらおらどねすとらもるて)

Ahora y en la hora de nuestra muerte

(あおらいぇんらおらどねすとらもるて)

(Ahora yenla hora de nuestra muerte)

(じゅうぶんもうちゃばんはおわりましょう)

十分もう茶番は終わりましょう

(あいんつヴぁいどらい)

Eins・zwei・drei

(ふぃーあふゅんふぜくすずぃーべん)

vier・funf・sechs・sieben

(つぁいとふぉヴぁい)

Zeit・vorbei!

(だれもかれもがみにくいむくろ)

誰も彼もが醜い躯

(ゆくはてはくたすだいちかみはおろかそんげんもない)

逝く果は腐す大地神は愚か　尊厳もない

(しこそすくいきよきいのちかたるのをゆるされるのは)

死こそ救い　清き命　語るのを許されるのは

(やみのなかひかりたどりいきたものだけ)

闇の中光たどり生きたものだけ

(それがせくと)

それがセクト

(ここがせくと)

ここがセクト

(しんじないすくえるなどいうなら)

信じない　救えるなど言うなら

(だったらすくいたまえよ)

ーーだったら救い給えよ