THE SONG-UVERworld

(かわべにながれるいちまいのはっぱみたいだね)

川辺に流れる一枚の葉っぱみたいだね

(へいぼんなひびのなか)

平凡な日々の中

(そんなふうにしかみえてなかった)

そんな風にしか見えてなかった

(しょうせつになるようなものじゃないが)

小説になるようなものじゃ無いが

(こいもわかれもゆめもみてきた)

恋も別れも夢も見て来た

(いくつもこのてからすりぬけひとつだけはなさなかった)

いくつもこの手からすり抜け一つだけ離さなかった

(なにかえたつもりでなにもえちゃいなかった)

何か得たつもりで何も得ちゃいなかった

(そんなひびがつづいていたから)

そんな日々が続いていたから

(てにあるすべてがありきたりだったとくべつなものはなにもなかった)

手にある全てがありきたりだった特別な物は何も無かった

(いつもすこしおくれておとずれるこうかいにきづきながらおびえていた)

いつも少し遅れて訪れる後悔に気づきながら怯えていた

(がむしゃらなじゅうねんからえたことはいっしゅんですぎさるじゅうねんのはかなさ)

ガムシャラな十年から得た事は一瞬で過ぎ去る十年の儚さ

(あるきつづけたまだここではおわれないと)

歩き続けたまだ此処では終われないと

(ありきたりなひびがとくべつにかわっていくように)

ありきたりな日々が特別に変わって行くように

(ときにすべてどりょくがむくわれてるそんなきがした)

時に全て努力が報われてるそんな気がした

(ときにすべてのむいみなすなをつみあげるさぎょうにみえた)

時に全ての無意味な砂を積み上げる作業に見えた

(ほんとうのつよさとはなにかほんとうのよわさとはなにか)

本当の強さとは何か本当の弱さとは何か

(とわのあいなぜひつようなのかひゃくねんそこらのいのちのなかで)

永遠の愛なぜ必要なのか百年そこらの命の中で

(わかさをあたえられてなぜうばわれていくのか)

若さを与えられてなぜ奪われて行くのか

(けっきょくのところわからないけど)

結局のところ分からないけど

(ただうたうことやいしをさけぶことにふるえるほどじょうねつをかんじた)

ただ歌う事や意思を叫ぶ事に震えるほど情熱を感じた

(びょうどうにすぎていくすべてのじかんがなんなのかわからないけど)

平等に過ぎて行く全ての時間が何なのか分からないけど

(あつくいきたじゅうねんからえたことはどれほどひとがかわっていけるか)

熱く生きた十年から得た事はどれほど人が変わって行けるか

(だれかのりかいりゆうなにもいらない)

誰かの理解理由何もいらない

(ただそのかんかくでたましいをふるわせいきていく)

ただその感覚で魂を奮わせ生きて行く

(できるいいわけなんてもうない)

出来る言い訳なんてもう無い

(かんぺきなじょうたいでたたかえてるやつのほうがすくない)

完璧な状態で戦えてる奴の方が少ない

(だいなりしょうなりきずはしかたがない)

大なり小なり傷は仕方が無い

(それにしてもずいぶんたくさんのたいせつなものたちをうばわれてしまったけど)

それにしても随分たくさんの大切なもの達を奪われてしまったけど

(まだうしなうわけにはいかないよ)

まだ失うわけにはいかないよ

(どんなみぞうのひげきがおきても)

どんな未曾有の悲劇が起きても

(あいゆめりそうきぼうそれがどんなにもすてきなことかおもいだして)

愛夢理想希望それがどんなにも素敵な事か思い出して

(のこされたじかんさいのううんめいがきめたげんかいがここだとしても)

残された時間才能運命が決めた限界が此処だとしても

(したがうつもりはないりかいりゆうもいらないよ)

従うつもりはない理解理由もいらないよ

(ただこのかんかくでたましいをふるわせいきていく)

ただこの感覚で魂を奮わせ生きて行く