夏の流星

(はなびがながれるほしになって)

花火が流れる星になって

(せかいをつつみこむころに)

世界を包み込むころに･･･

(こどもみたいにさ)

子供みたいにさ

(ばかさわぎとかしてさ)

馬鹿騒ぎとかしてさ

(ながいじかんがいっしゅんなんて)

長い時間が一瞬なんて

(きづかないでさ)

気づかないでさ

(たぶんぼくらここで)

たぶん僕らここで

(すごしてたきょうのひが)

過ごしてた今日の日が

(すごいきせきだってわかるのだって)

すごい奇跡だってわかるのだって

(なんねんかあとでさ)

何年かあとでさ

(ぬらしたかみもしゃつのすそも)

濡らした髪もシャツの裾も

(かわいていくように)

乾いていくように

(なみださえもわすれてしまうかな)

涙さえも忘れてしまうかな

(すなにかいたゆめなまえも)

砂に書いた夢　名前も

(なみがけしてくけど)

波が消してくけど

(かけらもなくしたくないものが)

欠片も失くしたくないものが

(ちゃんとあるんだよ)

ちゃんとあるんだよ

(はなびがながれるほしになって)

花火が流れる星になって

(せかいをつつみこむころに)

世界を包み込むころに

(ぼくのこのおもいはかなうのかな)

僕のこの想いは叶うのかな

(あしたのことさえもわからない)

明日のことさえもわからない

(みかんせいなぼくらでもさ)

未完成な僕らでもさ

(ねえらいねんもまたいっしょにいようよ)

ねえ、来年もまた一緒にいようよ

(みえないくらいとおく)

見えないくらい遠く

(びーさんのこしてきてさ)

ビーサン残してきてさ

(ひろいにいくのだって)

拾いにいくのだって

(なんだかんだいってついてきてくれてさ)

なんだかんだいって付いてきてくれてさ

(ばえないしゃめとって)

映えない写メとって

(おかしくてわらいすぎて)

おかしくて笑いすぎて

(なつのおわりをごまかすみたいに)

夏の終わりをごまかすみたいに

(しゅうでんみおくって)

終電見送って

(さっきがうそみたいにきゅうに)

さっきが嘘みたいに急に

(だまったぼくらは)

黙った僕らは

(ただひろすぎるそらをみあげた)

ただ広すぎる空を見上げた

(いつかはだれだってさ)

いつかは誰だってさ

(おとなになってくけど)

大人になってくけど

(えいえんにてばなせないしゅんかんがあるんだよ)

永遠に手放せない瞬間があるんだよ

(はなびがながれるほしになって)

花火が流れる星になって

(せかいをつないでくように)

世界を繋いでくように

(ぼくらどこにいてもおもいあえるかな)

僕らどこにいても想いあえるかな

(さよならならなんてわかりたくない)

さよならならなんてわかりたくない

(まだおもいでにしたくないから)

まだ思い出にしたくないから

(ねえらいねんもまたいっしょにいようよ)

ねえ、来年もまた一緒にいようよ

(このままあさいをさがしてみようか)

このまま朝陽を探してみようか

(ならんであるいたぼくらのなつのよるは)

並んで歩いた僕らの夏の夜は

(まるでたいようがよあけをまちがえたように)

まるで太陽が夜明けを間違えたように

(かがやいているひびで)

輝いている日々で

(はなびがながれるほしになって)

花火が流れる星になって

(せかいをつつみこむころに)

世界を包み込むころに

(ぼくのこのおもいはかなうのかな)

僕のこの想いは叶うのかな

(はなびがながれるほしになって)

花火が流れる星になって

(せかいをつつみこむころに)

世界を包み込むころに

(ぼくらずっとここにあつまりたいね)

僕らずっとここに集まりたいね

(あしたのことさえもわからない)

明日のことさえもわからない

(みかんせいなぼくらでもさ)

未完成な僕らでもさ

(ねえらいねんもまたいっしょにいようよ)

ねえ、来年もまた一緒にいようよ