照れ隠しのサンキュー 　初音ミク

(なんてことないよるに)

何てことない夜に

(それはとつぜんのひかりだった)

それは突然の光だった

(やりたいことなんてなにもない)

やりたいことなんて何もない

(そんなぼくにてをのばした)

そんな僕に手を伸ばした

(ひかえめなぼくとたいしょうで)

控えめな僕と対称で

(きみはなんでもぜんぶうたうからさ)

君は何でも全部歌うからさ

(いつのまにかきづいたときには)

いつの間にか気づいたときには

(あこがれていたんだよ)

憧れていたんだよ

(きみはつたないかしもぼくのおもいも)

君は拙い歌詞も僕の想いも

(わらわずいてくれた)

笑わずいてくれた

(かぞえきれないほどのあいで)

数えきれないほどの愛で

(かんしゃをささげるからね)

感謝を捧げるからね

(つたえたいことはあるのにさ)

伝えたいことはあるのにさ

(なんかてれくさくなって)

なんか照れ臭くなって

(いつもわらってさんきゅーって)

いつも笑ってサンキューって

(てれかくしでごまかしちゃうけどさ)

照れ隠しで誤魔化しちゃうけどさ

(それでもずっとずっと)

それでもずっとずっと

(てをのばしてくれる)

手を伸ばしてくれる

(だからそのひだりてにたいおんがなくても)

だからその左手に体温がなくても

(はなしはしないのでしょう)

離しはしないのでしょう

(うたにやどしたこたえだって)

歌に宿した答えだって

(ふたりだけのひみつだねなんて)

二人だけの秘密だねなんて

(あたらしいあいをうたうたびに)

新しい愛を歌うたびに

(おもいでをふやしていこう)

思い出を増やしていこう

(ねえ、きみのおもうつよいひとはどんなひと？)

ねえ、君の思う強い人はどんな人？

(まちがえなくておそれもしない)

間違えなくて恐れもしない

(それはつよさじゃない)

それは強さじゃない

(ただしさはきっとひつようない)

正しさはきっと必要ない

(よりそってあげるだけでいいから)

寄り添ってあげるだけでいいから

(それがきっとつよいひとだと)

それがきっと強い人だと

(おしえてくれたんだよ)

教えてくれたんだよ

(きみはふあんなよるに)

君は不安な夜に

(なにもいわずにとなりにいてくれた)

何も言わずに隣にいてくれた

(かぞえきれないほどのあいで)

数えきれないほどの愛で

(かんしゃをささげるからね)

感謝を捧げるからね

(「うたってくれてほんとういつも．．．」)

「歌ってくれて本当いつも...」

(つたえたいことはあるのにさ)

伝えたいことはあるのにさ

(なんかてれくさくなって)

なんか照れ臭くなって

(ぼくはいいたいこともうたわせるような)

僕は言いたいことも歌わせるような

(いくじのないやつだ)

意気地のないヤツだ

(それでもずっとずっと)

それでもずっとずっと

(うたってくれるのなら)

歌ってくれるのなら

(ぼくはこのみがもえつきる)

僕はこの身が燃え尽きる

(そのひまできみとうたうのでしょう)

その日まで君と歌うのでしょう

(うたにやどしたこたえだって)

歌に宿した答えだって

(ふたりだけのひみつだね)

二人だけの秘密だね

(そうだ、みせたいけしきがあるからさ)

そうだ、見せたい景色があるからさ

(きみとぼくでみにいこう)

君と僕で見に行こう

(かなえたいゆめができたから)

叶えたい夢ができたから

(ふたりでかなえちまおう)

二人で叶えちまおう

(あぁ～．．．そういえば)

あぁ～...そういえば

(まだいえてなかったね)

まだ言えてなかったね

(いつもとなりでぼくとうたってくれて)

いつも隣で僕と歌ってくれて

(ほんとうにありがとう)

本当にありがとう