【意味怖】彼女の友達 *概要欄に解説
Aはメールが好きで、画面を見ずに入力することが
出来るが故に、かな入力とローマ字入力を確認せずに
入力してしまった。
「#zhTGs」をひらがなで打つと「入れちゃダメ」
「kAg」は「逃げて」になる。
つまりAは、犯人がBだと気づき、語り手の元へ向かって
いることを知って慌ててメールを送った。
また、「語り手がストーカー行為をされている」と
言っているのに対して、
Bは「Aがモテるから嫉妬でされた」と真逆のことを
言っている。
語り手がストーカーをされているのではなく、
Aに好意を持つ人が語り手を排除しようとしていると
言ってしまっている。
BはAのことが好きで、語り手に取られたことが
許せなかったのである。
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問題文
(おれはだいがくにはいってaというかのじょができた)
俺は大学に入って、Aという彼女が出来た。
(じんせいではじめてのかのじょだ)
人生で初めての彼女だ。
(だいがくにはいるのをきっかけにいめちぇん)
大学に入るのをきっかけにイメチェン。
(いわゆるだいがくでびゅーしたのがこうをそうしたようだ)
いわゆる大学デビューしたのが功を奏したようだ。
(ひっこみじあんでひとみしりなおれとははんたいのaはあかるくだれにでもすかれるせいかく)
引っ込み思案で人見知りな俺とは反対のAは、明るく誰にでも好かれる性格。
(そんなaがなぜおれとつきあっているのかいまでもよくわからない)
そんなAがなぜ俺と付き合っているのか、今でもよくわからない。
(でもそんなことをなやむよりもaにきらわれないように)
でも、そんなことを悩むよりもAに嫌われないように、
(すきでいつづけてもらうためにどりょくするだけだ)
好きでい続けてもらうために努力するだけだ。
(そんなaはとにかくめーるがすきでことあるごとにめーるをくれる)
そんなAはとにかくメールが好きで、事あるごとにメールをくれる。
(いちどaがすまほでめーるをうつのをみていたけど)
一度、Aがスマホでメールを打つのを見ていたけど、
(じんじょうじゃないすぴーどだった)
尋常じゃないスピードだった。
(なによりすごいとおもったのががめんをみないでもじをうてることだ)
なにより凄いと思ったのが、画面を見ないで文字を打てることだ。
(aはぱそこんのぶらいんどたっちとおなじだとわらうが)
Aは、パソコンのブラインドタッチと同じだと笑うが、
(おれはいまだにめーるをうつそくどがおそい)
俺はいまだにメールを打つ速度が遅い。
(それでもaからきためーるはなるべくはやくかえすようにしている)
それでもAから来たメールは、なるべく早く返すようにしている。
(そしてaにはちゅうがくじだいからのしんゆうbこがいる)
そして、Aには中学時代からの親友、B子がいる。
(そのこもbこににたようなせいかくであかるくひとなつっこい)
その子もB子に似たような性格で、明るく人懐っこい。
(さらにめーるがすきだということもおなじだ)
さらにメールが好きだということも同じだ。
(しょっちゅうめーるをおくりあっているようだ)
しょっちゅうメールを送り合っているようだ。
(aとbこちゃんはとにかくなかがよい)
AとB子ちゃんはとにかく仲が良い。
(おれとaのでーとにときどきbこちゃんがついてくるぐらいだ)
俺とAのデートに、時々B子ちゃんがついてくるぐらいだ。
(だからさんにんであそぶこともおおい)
だから三人で遊ぶことも多い。
(よくおれとaをみながらbこちゃんがいいなーといっている)
よく、俺とAを見ながら、B子ちゃんが「いいなー」と言っている。
(bこちゃんもかれしがほしいとたまにぼやく)
B子ちゃんも彼氏が欲しいと、たまにぼやく。
(なかなかかれしができないようだ)
なかなか彼氏ができないようだ。
(aもbこちゃんならすぐなのにとふしぎがっていた)
Aも、B子ちゃんならすぐなのに、と不思議がっていた。
(それくらいbこちゃんはかわいらしいこなのだ)
それくらい、B子ちゃんは可愛らしい子なのだ。
(aとつきあいはじめて1ねんほどたったころだろうか)
Aと付き合い始めて1年程経った頃だろうか。
(おれのみにちょっとしたいへんがおこりはじめた)
俺の身にちょっとした異変が起こり始めた。
(すてあどからおれのあどれすにすきとおくられてきたり)
捨てアドから、俺のアドレスに「好き」と送られてきたり、
(おれのことをかくしどりしたしゃしんがおくられてきたり)
俺のことを隠し撮りした写真が送られてきたり。
(あるときはいえのまえにぷれぜんとがおかれたりしていた)
ある時は、家の前にプレゼントが置かれたりしていた。
(いわゆるすとーかーこういのようなものだ)
いわゆるストーカー行為のようなものだ。
(aはおれにもててよかったねといってじゃっかんふきげんになった)
Aは俺に「モテて良かったね。」と言って、若干不機嫌になった。
(でもおれがじょうだんじゃないよというと)
でも、俺が「冗談じゃないよ。」と言うと、
(だれがすとーかーしているかしらべてみるねといってくれた)
誰がストーカーしているか調べてみるね、と言ってくれた。
(bこちゃんはaがもてるからしっとでやられたんだよといい)
B子ちゃんは、Aがモテるから嫉妬でやられたんだよと言い、
(そのうちおさまるよとわらっていた)
そのうち収まるよと笑っていた。
(すとーかーをむししながらすごしていたあるひ)
ストーカーを無視しながら過ごしていたある日。
(すてあどからころすというめーるがおくられてきた)
捨てアドから「コロス」というメールが送られてきた。
(あまりのきゅうなことにおれはとまどった)
あまりの急なことに俺は戸惑った。
(なぜこういがいきなりさついにかわったのか)
なぜ、好意がいきなり殺意に変わったのか。
(みのきけんをかんじたおれはこれからけいさつにそうだんしてくると)
身の危険を感じた俺は「これから警察に相談してくる。」と
(aにめーるをした)
Aにメールをした。
(そのじゅんびをしているとaからへんしんがきた)
その準備をしていると、Aから返信が来た。
(#zhtgs)
「#zhTGs」
(kag)
「kAg」
(なんだろううちまちがいかな)
なんだろう、打ち間違いかな。
(そうおもっているといんたーほんがなった)
そう思っていると、インターホンが鳴った。
(aがきたのかとおもったらbこちゃんだった)
Aが来たのかと思ったら、B子ちゃんだった。
(いそいでつたえたいことがあるのあけてくれる)
「急いで伝えたいことがあるの!開けてくれる!?」
(おれはわかったといってどあをあけた)
俺はわかったと言って、ドアを開けた。