ナニモワカラナイ 初音ミク

(せのびをしたよるはあしがつって)

背伸びをした夜は足がつって

(なんかばかみたいだなぁ)

なんかバカみたいだなぁ

(まどろんだかいろはふわふわなってく)

まどろんだ回路はフワフワなってく

(ねころんであしたのゆめをみていた)

寝転んで明日の夢を見ていた

(まぁ、いっか。)

まぁ、いっか。

(ちいさなほしのすみ)

小さな星の隅

(はらはらしててばかみたいだなぁ)

ハラハラしててバカみたいだなぁ

(すきだったものもふたをしたまま)

好きだったモノもフタをしたまま

(みようみまねでいきをしていた)

ミヨウミマネで息をしていた

(いつだってどこかすこしふじゆうで)

いつだってどこか少し不自由で

(なんかすこしいきぐるしくて)

なんか少し生き苦しくて

(どきどきもわくわくもかんたんにやってこなくて)

ドキドキもワクワクも簡単にやって来なくて

(ひっしにまわりみわたした)

必死に回り見渡した

(なにものでもないあたしが)

何者でもないアタシが

(たんじゅんににせものだってこと)

単純にニセモノだってコト

(だれかのこのみをだれかのことばを)

他人の好みを　他人の言葉を

(さっとならべてみても)

さっと並べてみても

(かたにはめてもていをなしても)

型にはめても　体を成しても

(ほんとうのことは)

本当のコトは

(なにもわからない．．．)

ナニモワカラナイ...

(ちいさなほしのすみ)

小さな星の隅

(はらはらしてばかみたいだなぁ)

ハラハラしてバカみたいだなぁ

(すきだったものはすきなままだった)

好きだったものは好きなままだった

(みようみまねではじめたものでも)

ミヨウミマネで始めたモノでも

(あぁ、そっか。)

あぁ、そっか。

(はじめからずっとじゆうで)

初めからずっと自由で

(しりすぎたらちょっとこわくて)

知りすぎたらちょっと怖くて

(いつからかふれられないものばっかりふえていて)

いつからか触れられないモノばっかり増えていて

(ただどきどきがほしくって)

ただドキドキが欲しくって

(まだわくわくがしたくって)

まだワクワクがしたくって

(みわたしたあたしじしんのこと)

見渡したアタシ自身のコト

(つたえるかくごもつたわるかくども)

伝える覚悟も　伝わる角度も

(きっとおなじものじゃない)

きっと同じモノじゃない

(つたえられるかつたわるかすら)

伝えられるか　伝わるかすら

(こえをだすまでは)

声を出すまでは

(なにもわからない．．．)

ナニモワカラナイ...

(ずっとみてみぬふりしてたんだ)

ずっと見て見ぬフリしてたんだ

(こころのおくのほんとうはたんじゅんなはずなのに)

心の奥の本当は単純なはずなのに

(むずかしくおもっていたんだ)

難しく思っていたんだ

(ただすきなことだけ)

ただ好きなコトだけ

(それできみまでとどけられたら)

それでキミまで　届けられたら

(わからないまま)

ワカラナイママ

(わかちあえたら)

ワカチアエタラ

(せのびをしたよるはあしがつって)

背伸びをした夜は足がつって

(なんかばかみたいだなぁ)

なんかバカみたいだなぁ

(まどろんだかいろはふわふわなってく)

まどろんだ回路はフワフワなってく

(ねころんであしたのゆめをみている)

寝転んで明日の夢を見ている