【意味怖】ここにいるよ ＊概要欄に解説

(ぼくたちはすごくびんぼうでかでんもちゅうこのものばかりをつかっていた)

僕達は凄く貧乏で、家電も中古の物ばかりを使っていた。

(そんなぼくとつまがおかねをだしあってはじめてしんぴんでかったのはえあこんだった)

そんな僕と妻がお金を出し合って、初めて新品で買ったのはエアコンだった。

(いままでせんぷうきですごしていたぼくたちはえあこんのかいてきさにおおよろこびしたものだ)

今まで扇風機で過ごしていた僕達は、エアコンの快適さに大喜びしたものだ。

(あまりにもかいてきなせいでぼくはすぐにえあこんにたよるようになってしまった)

あまりにも快適なせいで、僕はすぐにエアコンに頼るようになってしまった。

(すぐにおんどをさげたりつけたままねたりとにかくずぼらだった)

すぐに温度を下げたり、付けたまま寝たり、とにかくズボラだった。

(つまはそのつどおんどをちょうせつしたりでんげんをけしたりしてくれていた)

妻はその都度、温度を調節したり、電源を消したりしてくれていた。

(ぼくはずっとでんきだいがかかるからやってくれているのかとおもっていた)

僕はずっと、電気代がかかるからやってくれているのかと思っていた。

(じっさいにはぼくのたいちょうをきにしてくれてということだった)

実際には、僕の体調を気にしてくれてということだった。

(でんきだいをせつやくするつもりならそもそもえあこんをつけさせなかっただって)

電気代を節約するつもりなら、そもそもエアコンを付けさせなかった だって。

(たしかにそうか)

・・・確かにそうか。

(そうかんがえるとつまのぼくへのけんしんはかなりのものだったときづく)

そう考えると、妻の、僕への献身はかなりのものだったと気付く。

(しょくじだってばらんすがかんがえられていてしかもあきないくふうをしていた)

食事だってバランスが考えられていて、しかも飽きない工夫をしていた。

(せんたくだってそうじだってせいかつのすべてがつまのおもいやりにつつまれていた)

洗濯だって、掃除だって・・・生活の全てが、妻の思いやりに包まれていた。

(こういうのはほんとうにわからないものだ)

こういうのは、本当にわからないものだ。

(じっさいにじぶんでやってみないとね)

実際に、自分でやってみないとね。

(だからせけんではよくふうふなかがわるいなんてはなしをきくけど)

だから、世間では、よく夫婦仲が悪いなんて話を聞くけど

(いちどかじとかぜんぶやってみたらといいたい)

一度家事とか全部やってみたら、と言いたい。

(どれだけじぶんがめぐまれていたかおもわれていたかがわかるとおもう)

どれだけ自分が恵まれていたか、想われていたか、がわかると思う。

(おすすめするからぜひやってみてほしい)

お勧めするから、是非やってみてほしい。

(はなしはかわるけどいまはせいかつはそれなりにあんていしている)

話は変わるけど、今は、生活はそれなりに安定している。