トピアリー
作曲:楽園市街
編曲:楽園市街
唄:初音ミク
曲紹介
#005 終末
曲名:『トピアリー』
楽園市街氏のVOCALOID曲5作目。
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歌詞(問題文)
(けんえんてきなもうまいさゆえ)
慊焉的な蒙昧さゆえ
(めがすべるようなさいしゅうわが)
眼が辷るような最終話が
(かいそうれっしゃのなかゆられている)
回送列車の中、揺られている
(せんめいなゆめのようなそんなかんかく)
鮮明な夢のような、損な感覚
(しんぱくするてのひらのなか)
心拍する掌上の中
(きみのくびをただしめている)
貴女の首を、ただ絞めている
(ばくちなこい)
博奕な恋
(おもいではおもいてでおわらせなくちゃ)
思い出は重い手で終わらせなくちゃ
(いまだがらすのくだでひびをつないでいる)
未だ 硝子の管で日々を繋いでいる
(さいていなことばをおくるよ)
最低な言葉を贈るよ
(ぼくなんてしねばよかった)
「僕なんて、死ねば善かった。」
(さいきんはきっとだけきみをたぐるだけ)
最近は屹度だけ、貴女を手繰るだけ
(しんぞうもがんきゅうもこまくも)
心臓も眼球も鼓膜も
(きみのからだにうえられたら)
貴女の身體に植えられたら
(じちょうしていた)
自嘲していた
(とぴありーみたい)
「トピアリーみたい。」
(みせものになりはてるなら)
見世物に成り果てるなら
(いっそうのことにせものになろう)
一層の事、贋物になろう
(きゃしゃなゆびさきにふれている)
花奢な指先に触れている
(へんぴなこうい)
辺鄙な好意
(こうかいともよべないようなそうしつかんを)
後悔とも呼べないような喪失感を
(きみをあきらめきれずむいにすがっている)
貴女を諦めきれず無為に縋っている
(さいていなひびをおくろう)
最低な日々を送ろう
(だれにだってじゃまができないような)
誰にだって邪魔が出来ないような
(ふたりきりのとうひこうきみをさらってあげる)
二人きりの逃避行 貴女を拐って擧げる
(しにたいなんていうせんのうを)
死にたいなんて云う洗脳を
(ぼくがとりはらえるように)
僕が取り払えるように
(やくざいとえたのーる)
薬剤とC2H5OH
(さあのみほして)
さあ、飲み干して
(じゅうおうむじんにきらめくらいと)
縦横無尽にきらめくライト
(なりひびくぱとかーさいれん)
鳴り響く巡回車 警笛
(じゃあにげよう)
「じゃあ、逃げよう?」
(すべてをふりきって)
凡てを振り切って
(しゃくねつのほのおなんかよりも)
「赤熱の火焔なんかよりも、
(さんじゅうろくどごぶのほうがずっとあたたかいよ)
三六度五分の方がずっと温かいよ。
(まちがっているかな)
間違っているかな。」
(ふたりきりでえいえんにいようね)
ふたりきりでえいえんにいようね
(はぐれないようにてをつないで)
はぐれないようにてをつないで
(はなさないでいて)
離さないでいて?
(しろいしぼうもきんにくそしきも)
白い脂肪も筋肉組織も
(はきだしそうなてつのにおいも)
吐き出しそうな鉄の匂いも
(びこうがさえぎっていとおしくかんじている)
鼻腔が遮って愛惜しく感じている
(ひげきてきなきげきのさいごは)
悲劇的な喜劇の最後は
(せいだいなはくしゅとふぃなーれ)
盛大な拍手とフィナーレ
(とうひはだいけんとう)
逃避は大健闘
(くろーぜっとにて)
クローゼットにて