膝が痛い...
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問題文
(ひざのいたみのげんいんはさまざまです。)
ひざの痛みの原因は様々です。
(すじをちがえる、あしをくじく、じんたいをいためる、なんこつをいためるといったけがが)
スジを違える、足をくじく、靭帯を痛める、軟骨を痛めるといった怪我が
(げんいんであるばあいもありますし、)
原因である場合もありますし、
(へんけいせいかんせつしょう(かんせつのえんしょう)、けんえん(けんのえんしょう)、)
変形性関節症(関節の炎症)、腱炎(腱の炎症)、
(かつえきほうえん(ひざのくっしょんであるえきたいのはいったふくろのえんしょう))
滑液包炎(膝のクッションである液体の入った袋の炎症)
(といったせいたいはんのうがげんいんのときもあります。)
といった生体反応が原因の時もあります。
(ひざがいたいとき)
膝が痛い時
(まずあんせいにし、はれてねつをもっているばあいはひやし、)
まず安静にし、腫れて熱を持っている場合は冷やし、
(いたみがすこしおちついたらあたためてください。)
痛みが少し落ち着いたら温めてください。
(なんこつがすりへりはじめたしょきのひざのいわかんやいたみは、)
軟骨がすり減り始めた初期のひざの違和感や痛みは、
(1~2かげつでしぜんにけいかいすることがあります。)
1~2カ月で自然に軽快することがあります。
(せいざやながあるきをさけ、たいじゅうをこんとろーるして、すぽーつやたちしごとなど、)
正座や長歩きを避け、体重をコントロールして、スポーツや立ち仕事など、
(ひざのふたんをへらしてみてください。)
ひざの負担を減らしてみてください。
(ひざのいたみのげんいんでおおくをしめるのが、きんにくのおとろえです。)
膝の痛みの原因で多くを占めるのが、筋肉の衰えです。
(ねんれいとともにひざかんせつをささえるきんにくのちからがていかすると、)
年齢とともに膝関節を支える筋肉の力が低下すると、
(たいじゅうをささえるぶぶんがふあんていになって、かんせつのうちがわにばかりふたんがしゅうちゅうします。)
体重を支える部分が不安定になって、関節の内側にばかり負担が集中します。
(そのけっか、とくていのばしょのなんこつがすりへって、いたみやえんしょうをもたらすのです。)
その結果、特定の場所の軟骨がすり減って、痛みや炎症をもたらすのです。
(ひざやこかんせつのいたみが2しゅうかんをこえてつづいたり、)
膝や股関節の痛みが2週間を超えて続いたり、
(かいだんののぼりおりやかいものなどにちじょうせいかつにししょうをきたすようであれば、)
階段の昇り降りや買い物など日常生活に支障をきたすようであれば、
(いちどせいけいげかをじゅしんすることをおすすめします。)
一度整形外科を受診することをお勧めします。
(ひざのいたみやはれがかるいばあいは、すぐにいりょうきかんをじゅしんするひつようはありません。)
膝の痛みや腫れが軽い場合は、すぐに医療機関を受診する必要はありません。
(あるくきょりをへらしたり、)
歩く距離を減らしたり、
(いたみがでるどうさをひかえることでよくなることがきたいできます。)
痛みがでる動作をひかえることでよくなることが期待できます。
(いたみやはれがつよいばあい、)
痛みや腫れが強い場合、
(またはしょうじょうがつづくばあいには、いりょうきかんをじゅしんしてください。)
または症状が続く場合には、医療機関を受診してください。
(じんたいがきれてふあんていかんがあるじょうたいでちょうきかんすごすと、ひざくずれがひんかいにおこり)
靱帯が切れて不安定感がある状態で長期間過ごすと、ひざくずれが頻回に起こり
(かんせつなんこつがまもうしたり、はんげつばんがそんしょうしていきます。)
関節軟骨が摩耗したり、半月板が損傷していきます。
(またまんせいてきないたみやはれ(すいしゅ)などもおきることがあります。)
また慢性的な痛みや腫れ(水腫)なども起きることがあります。
(こうしたことをくりかえすと、ひざのきのうがあっかして、)
こうしたことを繰り返すと、 ひざの機能が悪化して、
(しだいにへんけいせいかんせつしょうにすすみます。)
次第に変形性関節症に進みます。
(ひざつうよぼう・かいぜんのためには、ひざをささえているだいたいよんとうすじをきたえることがたいせつです)
膝痛予防・改善のためには、膝を支えている大腿四頭筋を鍛えることが大切です
(また、けっこうふりょうによるきんにくのこわばりからいたみがおこることもあるので、)
また、血行不良による筋肉のこわばりから痛みが起こることもあるので、
(すとれっちでけつりゅうをよくするのもゆうこう。)
ストレッチで血流をよくするのも有効。