退廃的人生賛歌

(さいきんどうですか)

最近どうですか？

(やりたいことはあるんですか)

やりたいことはあるんですか？

(あいまいなへんじしかできないざいあくかんでこころがいたいや)

曖昧な返事しかできない罪悪感で心が痛いや

(ゆーのーどうじょうはふよう)

ユーノー　同情は不要

(このはなしはここらでやめておこう)

この話はここらでやめておこう

(そんできずぐちにしおをぬるようなまねはやめてもらってもいいですか)

そんで傷口に塩を塗るような真似はやめてもらっても良いですか？

(みちあやまってじかんがたってじぶんみうしなって)

道誤って　時間が経って　自分見失って

(なんならいきてるいみすらどっかにわすれてきてしまったようで)

なんなら生きてる意味すらどっかに忘れてきてしまったようで

(しょうけいろていとうていないていないていさいていで)

憧憬露呈、到底　内定ない体最低で

(あいたくないなあえないな)

会いたくないな　会えないな

(みどくのつうちがまたふえた)

未読の通知がまた増えた

(あ～)

あ～

(なんにもなれやしないまま)

何にもなれやしないまま

(きょうもこくうをみつめている)

今日も虚空を見つめている。

(ごめんねゆるしてだめなおとなのわたしを)

ごめんね許して　駄目な大人の私を

(とかいってるまによがあけて)

とか言ってる間に　夜が明けて

(こんなにみじめなきもちになって)

こんなに惨めな気持ちになって

(あーもうおまえのせいなんだ)

あーもう　お前の所為なんだ

(わたしをみるみんなのこえがきこえてくる)

私を見るみんなの声が聞こえてくる

(ほらまっかなうそおみとおし)

ほら真っ赤な嘘　お見通し

(いつものえがおでとりつくろって)

いつもの笑顔で取り繕って

(はいはいわたしのせいですよ)

はいはい　私の所為ですよ

(あーなんかもはやひらきなおったほうがええんかな)

あー、なんかもはや開き直った方がええんかな？

(たいへんごしんぱいをおかけします)

大変ご心配をおかけします

(こころよりしゃざいをもうしあげます)

心より謝罪を申し上げます

(にげてにげてにげたけっかがこれ)

逃げて逃げて逃げた結果がこれ

(そりゃじごうじとくではあるけどさ)

そりゃ自業自得ではあるけどさ

(いまやすべてがておくれだなんて)

今や全てが手遅れだなんて

(すくいようもないやろがい)

救いようもないやろがい

(おねがいそんなめでわたしをみつめないで)

お願い　そんな目で私を見つめないで

(すぐれってるはってばかにして)

すぐレッテル貼って　馬鹿にして

(ねもはもないうわさながしてんの)

根も葉もない噂流してんの

(だいたいおまえのせいだよな)

大体　お前の所為だよな？

(わたしはほんもののしゃかいふてきごうしゃ)

私は本物の社会不適合者

(あたまぱっぱらぱーのぱらのいあ)

頭ぱっぱらぱーのパラノイア

(めんへらきどりでいかれたひんせい)

メンヘラ気取りでイカれた品性

(ないないみっともないですね)

ないない　みっともないですね

(どうしてなんてかんがえてもわからずや)

どうしてなんて考えてもわからずや

(のうみそすっからかんのがらんどう)

脳みそすっからかんの伽藍堂

(ちめいてきえらーでしっぱいてんせい)

致命的エラーで失敗天性

(はいはいわたしのせいですよ)

はいはい　私の所為ですよ

(ごめんねゆるしてだめなおとなのわたしを)

ごめんね許して　駄目な大人の私を

(こうかいしたってむだなのに)

後悔したって無駄なのに

(うつろなまなこでふみだしてんだ)

虚な眼で踏み出してんだ

(ばいばいそれではまたらいせ)

バイバイ　それではまた来世

(さよならしたくてこんなせかいのすべてと)

さよならしたくて　こんな世界の全てと

(そらまっさかさまきれいだね)

空真っ逆さま　綺麗だね

(なりやむことないこのうたはそう)

鳴り止むことないこの歌は、そう

(たいはいてきじんせいさんか)

退廃的人生讃歌