あの夏が飽和する。歌詞

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投稿者投稿者ゆいぬいいね3お気に入り登録1
プレイ回数38難易度(3.7) 2316打 歌詞 長文モード可
楽曲情報 あの夏が飽和する。  作詞カンザキイオリ  作曲カンザキイオリ
結構好きな曲!
※このタイピングは「あの夏が飽和する。」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(「きのうじんをころしたんだ」)

「昨日人を殺したんだ」

(きみはそういっていた。)

君はそう言っていた。

(つゆどきずぶぬれのまんま)

梅雨時ずぶ濡れのまんま

(へやのまえでないていた。)

部屋の前で泣いていた。

(なつがはじまったばかりというのに、)

夏が始まったばかりというのに、

(きみはひどくふるえていた。)

君はひどく震えていた。

(そんなはなしではじまる、あのなつのひのきおくだ。)

そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。

(「ころしたのはとなりのせきの、いつもいじめてくるあいつ。)

「殺したのは隣の席の、いつも虐めてくるアイツ。

(もういやになって、かたをつきとばして)

もう嫌になって、肩を突き飛ばして

(うちどころがわるかったんだ。)

打ち所が悪かったんだ。

(もうここにはいられないとおもうし、)

もうここには居られないと思うし、

(どっかとおいとこでしんでくるよ」)

どっか遠いとこで死んでくるよ」

(そんなきみにぼくはいった。)

そんな君に僕は言った。

(「それじゃぼくもつれてって」)

「それじゃ僕も連れてって」

(さいふをもって、)

財布を持って、

(ないふをもって、)

ナイフを持って、

(けいたいげーむもかばんにつめて、)

携帯ゲームもカバンに詰めて、

(いらないものはぜんぶ、こわしていこう。)

いらないものは全部、壊していこう。

(あのしゃしんも、)

あの写真も、

(あのにっきも、いまとなっちゃもういらないさ。)

あの日記も、今となっちゃもういらないさ。

(ひとごろしと、だめにんげんのきみとぼくのたびだ。)

人殺しと、ダメ人間の君と僕の旅だ。

(そしてぼくらはにげだした。)

そして僕らは逃げ出した。

(このせまいせまいこのせかいから。)

この狭い狭いこの世界から。

(かぞくもくらすのやつらもなにもかもぜんぶすててきみとふたりで。)

家族もクラスの奴らも何もかも全部捨てて君と二人で。

(とおいとおいだれもいないばしょでふたりでしのうよ。)

遠い遠い誰もいない場所で二人で死のうよ。

(もうこのせかいにかちなどないよ、)

もうこの世界に価値などないよ、

(ひとごろしなんてそこらじゅうわいてるじゃんか。)

人殺しなんてそこら中湧いてるじゃんか。

(きみはなにもわるくないよ。)

君は何も悪くないよ。

(きみはなにもわるくないよ。)

君は何も悪くないよ。

(けっきょくぼくらだれにもあいされたことなどなかったんだ。)

結局僕ら誰にも愛されたことなど無かったんだ。

(そんないやなきょうつうてんでぼくらはかんたんにしんじあってきた。)

そんな嫌な共通点で僕らは簡単に信じあってきた。

(きみのてをにぎったときかすかなふるえもすでになくなっていて、)

君の手を握った時微かな震えも既に無くなっていて、

(だれにもしばられないでふたり、せんろのうえをあるいた。)

誰にも縛られないで二人、線路の上を歩いた。

(きんをぬすんで、)

金を盗んで、

(ふたりでにげて、)

二人で逃げて、

(どこにもおこなけるきがしたんだ。)

どこにも行ける気がしたんだ。

(いまさらこわいものは、ぼくらにはなかったんだ。)

今更怖いものは、僕らにはなかったんだ。

(がくのあせも、)

額の汗も、

(おちためがねも)

落ちたメガネも

(「いまとなっちゃどうでもいいさ。)

「今となっちゃどうでもいいさ。

(あぶれものの、ちいさなとうひこうのたびだ」)

あぶれ者の、小さな逃避行の旅だ」

(いつかゆめみたやさしくて、)

いつか夢見た優しくて、

(だれにもすかれるしゅじんこうなら、)

誰にも好かれる主人公なら、

(きたなくなったぼくたちも)

汚くなった僕たちも

(みすてずにちゃんとすくってくれるのかな?)

見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな?

(「そんなゆめならすてたよ、)

「そんな夢なら捨てたよ、

(だってげんじつをみろよ?)

だって現実を見ろよ?

(しあわせのよんもじなんてなかった)

シアワセの四文字なんてなかった

(いままでのじんせいでおもいしったじゃないか。)

今までの人生で思い知ったじゃないか。

(じぶんはなにもわるくねえと、だれもがきっとおもってる」)

自分は何も悪くねえと、誰もがきっと思ってる」

(あてもなくさまようせみのむれに、)

宛ても無く彷徨う蝉の群れに、

(みずもなくなりゆれだすしかいに、)

水も無くなり揺れ出す視界に、

(せりくるうおにたちのどごうに、)

迫り狂う鬼たちの怒号に、

(ばかみたいにはしゃぎあいふときみはないふをとった。)

バカみたいにはしゃぎあい ふと君はナイフをとった。

(「きみがいままでそばにいたからここまでこれたんだ。)

「君が今までそばにいたからここまでこれたんだ。

(だからもういいよ。もういいよ。)

だからもういいよ。もういいよ。

(しぬのはわたしひとりでいいよ。」)

死ぬのは私一人でいいよ。」

(そしてきみはくびをきった。)

そして君は首を切った。

(まるでなにかのえいがのわんしーんだ。)

まるで何かの映画のワンシーンだ。

(はくちゅうむをみているきがした。)

白昼夢を見ている気がした。

(きづけばぼくはつかまって。)

気づけば僕は捕まって。

(きみがどこにもみつからなくって。)

君がどこにも見つからなくって。

(きみだけがどこにもいなくって。)

君だけがどこにもいなくって。

(そしてときはすぎていった。)

そして時は過ぎて言った。

(ただあついあついにちがすぎてった。)

ただ暑い暑い日が過ぎてった。

(かぞくもくらすのやつらもいるのに)

家族もクラスの奴らもいるのに

(なぜかきみだけはどこにもいない。)

なぜか君だけはどこにもいない。

(あのなつのひをおもいだす。)

あの夏の日を思い出す。

(ぼくはいまもいまでもうたってる。)

僕は今も今でも歌ってる。

(きみをずっとさがしているんだ。)

君をずっと探しているんだ。

(きみにいいたいことがあるんだ。)

君に言いたいことがあるんだ。

(9がつのおわりにくしゃみして)

9月の終わりにくしゃみして

(6がつのにおいをくりす。きみのえがおは、)

6月の匂いを繰りす。 君の笑顔は、

(きみのむじゃきさは、)

君の無邪気さは、

(あたまのなかをほうわしている。)

頭の中を飽和している。

(だれもなにもわるくないよ。)

誰も何も悪くないよ。

(きみはなにもわるくはないから、)

君は何も悪くはないから、

(もういいよ、なげだしてしまおう。)

もういいよ、投げ出してしまおう。

(そういってほしかったのだろう?なあ?)

そう言って欲しかったのだろう?なあ?

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