怖い話《お祖母さんのお葬式》

(きょうしをやっているｎさんからきいたはなし。)

教師をやっているNさんから聞いた話。

(ｎさんのくらすのだんしせいとのおばあさんがなくなった。)

Nさんのクラスの男子生徒のお祖母さんが亡くなった。

(だんしせいとはおばあちゃんこだったのでとてもかなしんだ。)

男子生徒はお祖母ちゃん子だったのでとても悲しんだ。

(おそうしきで、かんおけののぞきまどをあけてさいごのおわかれをしようということになった。)

お葬式で、棺桶の覗き窓を開けて最後のお別れをしようという事になった。

(だんしせいとはのぞきまどにかおをちかづけておばあさんにおわかれをいおうとしたようだ。)

男子生徒は覗き窓に顔を近づけてお祖母さんにお別れを言おうとしたようだ。

(ほんのすうふんかぞくがめをはなしていたすきに、)

ほんの数分家族が目を離していた隙に、

(だんしせいとはかんおけにすがりつくようにしんでいた。)

男子生徒は棺桶に縋りつくように死んでいた。

(いたいをひやすためのどらいあいすがきかし、)

遺体を冷やす為のドライアイスが気化し、

(それをすってしまってさんけつになったのがげんいんだった。)

それを吸ってしまって酸欠になったのが原因だった。

(そうしきにさんれつしていたひとたちのあいだでは、)

葬式に参列していた人達の間では、

(おばあさんがかわいがっていたまごをつれていったとうわさになったそうだ。)

お祖母さんが可愛がっていた孫を連れて行ったと噂になったそうだ。