一生の運を

(あきれたかおをしてきみがよくいうこと)

呆れた顔をして 君がよく言うこと

(でんきはけしてそふぁではねないで)

「電気は消して」「ソファでは寝ないで」

(ぼくだけがしってるむっとしたひょうじょういとおしくおもっちゃう)

僕だけが知ってる ムッとした表情 愛おしく思っちゃう

(だめだよねちゃんとなおすよ)

ダメだよね ちゃんと直すよ

(わたしのことをだいすきなところがすきっていうきみまもりつづけたいから)

「私のことを大好きなところが好き」っていう君 守り続けたいから

(いっしょうのうんをつかいはたしてもきみとであえてよかったとおもう)

一生の運を使い果たしても 君と出逢えて良かったと思う

(いっしょうずっとうたいあかしたいきみへのあいをあますことなく)

一生ずっと歌い明かしたい 君への愛を余すことなく

(かわりゆくひびをかわらずすごしていけるふたりでいよう)

変わりゆく日々を 変わらず過ごしていける 二人でいよう

(たべるときがいちばんしあわせそうだね)

食べる時が一番 幸せそうだね

(ひとくちちょうだいだいえっとはあしたから)

「一口ちょうだい」「ダイエットは明日から」

(いつかあまいあじがしなくなったとしても)

いつか甘い味が しなくなったとしても

(かみしめるようにあしたをいきてゆくよ)

噛み締めるように 明日を生きてゆくよ

(べらんだのむこうひかるあのまんまるみたいに)

ベランダの向こう 光るあのまんまるみたいに

(きみのみらいをてらしたいから)

君の未来を照らしたいから

(いっしょうのうんをつかいはたしてもきみとであえてよかったとおもう)

一生の運を使い果たしても 君と出逢えて良かったと思う

(いっしょうぎゅっとつなぎつづけたいきみのぬくもりのがさないように)

一生ぎゅっと繋ぎ続けたい 君の温もり 逃さないように

(かわらないひびのかけがえのないしゅんかんふたりはずっと)

変わらない日々の かけがえのない瞬間 二人はずっと

(いっしょうのうんだなんておおげさだよきみはいうけど)

「一生の運だなんて大袈裟だよ」 君は言うけど

(ぼくはひかえめにそうおもってる)

僕は控えめにそう思ってる

(ああこのめでこのこえでさいぼうのぜんぶぜんぶでいまささぐよ)

嗚呼 この目でこの声で細胞の全部全部で 今　捧ぐよ

(いっしょうのうんをつかいはたしてもきみとであえてよかったとおもう)

一生の運を使い果たしても 君と出逢えて良かったと思う

(いっしょうずっとうたいあかしたいきみへのあいをあますことなく)

一生ずっと歌い明かしたい 君への愛を余すことなく

(かわりゆくひびをかわらずすごしていけるふたりでいよう)

変わりゆく日々を 変わらず過ごしていける 二人でいよう