レオ　優里

(きみがおおきくなるほどに)

君が大きくなるほどに

(ぼくとのじかんはへるがどうり)

僕との時間は減るが道理

(とおくにきみのともだちどうし)

遠くに君の友達同士

(しかたがないよなぁ)

仕方がないよなぁ

(さいきんつけるそのこうすい)

最近つけるその香水

(はなのきくぼくにとってはつらいや)

鼻の利く僕にとっては辛いや

(きょうもかえりはおそくなるんだろうか)

今日も帰りは遅くなるんだろうか

(きみがいないへやゆめをみる)

君が居ない部屋 夢を見る

(あのひのこと)

あの日のこと

(また)

また

(なまえはれお)

名前はレオ

(なまえよんでよ)

名前呼んでよ

(きみがつけてくれたなまえだから)

君がつけてくれた名前だから

(さびしいけれどかなしいけれど)

寂しいけれど 悲しいけれど

(そばにいるときめただいじなひと)

傍に居ると決めた 大事な人

(きみがだれかとくらすことを)

君が 誰かと暮らすことを

(つたえにかえってきたよるに)

伝えに帰ってきた夜に

(なでてくれたねきっとおわかれだね)

撫でてくれたね きっとお別れだね

(さいごにさあえたからねぇ)

最後にさ 会えたから ねぇ

(しあわせだよ)

幸せだよ

(なまえはれおなまえよんでよ)

名前はレオ 名前呼んでよ

(きみがつけてくれたなまえだから)

君がつけてくれた名前だから

(もうなかないでよなまえよんでよ)

もう泣かないでよ 名前呼んでよ

(あのひよりおおきなてでなでてくれた)

あの日より大きな手で撫でてくれた

(なまえはれお)

名前はレオ

(なまえよんでよ)

名前呼んでよ

(きみがくれたなまえでよかったよ)

君がくれた名前で良かったよ

(わすれないでよそれでいいんだよ)

忘れないでよ それでいいんだよ

(あたらしいだれかにまたなまえつけて)

新しい誰かにまた 名前つけて