群青疾駆 初音ミク
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歌詞(問題文)
(はるかにふきわたるかぜをあおいだそらのいろあいを)
遥かに吹き渡る風を仰いだ 空の色合いを
(ぼくはいまでもおぼえている)
僕は今でも覚えている
(めのうらにやきついたしんしょうふうけいをながめている)
目の裏に焼き付いた心象風景を眺めている
(あたまだけはさえわたっていく)
頭だけは冴え渡っていく
(なにかをかえたいとねがっても)
何かを変えたいと願っても
(あしはとまったままでうごかない)
足は止まったままで動かない
(ゆめなんてことばもとうに)
夢なんて言葉もとうに
(きかなくなったようなきがして)
聞かなくなったような気がして
(すごしてるただすごしてる)
過ごしてる ただ過ごしてる
(かわらないようなこのひびを)
変わらないようなこの日々を
(ねがってたいまねがってたいつかはながさくように)
願ってた 今願ってた いつか 花が咲くように
(ぼくらもこのせかいでゆめをかなえることも)
僕らもこの世界で夢を叶えることも
(できたらいいなとそらをあおぎみた)
出来たらいいなと空を仰ぎ見た
(どうかぼくのえがいたぐんじょうが)
どうか僕の描いた群青が
(だれかのめにとどけばいいなって)
誰かの目に届けばいいなって
(ぼやきながらまえにあるいていく)
ぼやきながら前に歩いていく
(しらないみちをつきすすんでいく)
知らない道を突き進んでいく
(はてしなくひろがるせかいに)
果てしなく広がる世界に
(むねをたかならせている)
胸を高鳴らせている
(ふかんぜんでまたつたないこのせかいを)
不完全でまた拙いこの世界を
(みずからつくりかえていく)
自ら作り替えていく
(うかぶしょうけいぐんじょうないだそら)
浮かぶ憧憬 群青 凪いだ空
(ふきすさぶかぜにのっかって)
吹き荒ぶ風に乗っかって
(このうたをとどけたいとおもった)
この歌を届けたいと思った
(せいいっぱいにこえをあげた)
精一杯に声を上げた
(だれにもほこれるさいのうなんてさ)
誰にも誇れる才能なんてさ
(ぼくにはとうていそんざいしなくても)
僕には到底存在しなくても
(それでもいいからさはしれいまは)
それでもいいからさ走れ 今は
(ぼやけたせかいでぼくはいま)
ぼやけた世界で僕は今
(まわりをみわたしあるいていた)
周りを見渡し歩いていた
(じぶんはじぶんでくらべるひつようないさ)
自分は自分で比べる必要ないさ
(そんなひまはない)
そんな暇はない
(わからぬことだらけでも)
分からぬ事だらけでも
(わかることだけたよりいきていく)
分かる事だけ頼り生きていく
(すんだいろがすきだった)
澄んだ色が好きだった
(ふたたびめにしたいとおもっていた)
再び目にしたいと思っていた
(あすのそらのいろをかんがえながら)
明日の空の色を考えながら
(きょうのかぜにふかれあるいてく)
今日の風に吹かれ歩いてく
(ふかくこきゅうをしてただいきをはいていた)
深く呼吸をして ただ息を吐いていた
(ぼくがあるいたこのあしあとが)
僕が歩いたこの足跡が
(いつのひかみちにかわってく)
何時の日か道に変わってく
(えがくせかいはどうもうつくしいはずだ)
描く世界はどうも美しいはずだ
(あのあおいろをもとめてぼくはしんぞうをならしている)
あの青色を求めて 僕は心臓を鳴らしている
(「これでいいさ」とつぶやきまえに)
「これでいいさ」と呟き前に
(すいへいせんのはるかむこうへと)
水平線の遥か向こうへと
(このせかいがいろあせたなら)
この世界が色褪せたなら
(いろをぬりたせばいいさ)
色を塗り足せばいいさ
(そんなおもいにすがりまえへと)
そんな思いに縋り前へと
(ちへいせんのはるかむこうへと)
地平線の遥か向こうへと
(ゆらぐかんじょうしんしょう)
揺らぐ感情 心象
(そのひかりをもとめかぜをうけはしる)
その光を求め風を受け走る
(うまれおちたせかいにあいを)
生まれ落ちた世界に愛を
(かすかにたゆたうしんきろうのなか)
微かに揺蕩う蜃気楼の中
(なにもてにもたずかんじょうひとつもち)
何も手に持たず感情一つ持ち
(もやのなかをただひとりはしりだす)
靄の中をただ独り走り出す
(つねにわらえるようなひびへまえへ)
常に笑えるような日々へ 前へ