Limited sky

(はれわたるそらに)

晴れ渡る空に

(りょうてをのばせたこどものころ)

両手を伸ばせた子供の頃

(いつしかこのてじゃ)

いつしかこの手じゃ

(とどかないきょりだとあきらめてた)

届かない距離だと諦めてた

(だれかのせなかばかりおいかけたぼくは)

誰かの背中ばかりおいかけた僕は

(てにいれたものが)

手に入れたモノが

(そっと、にせものにみえた)

そっと、偽物に見えた

(どんなにあるいてもたどりつけないばしょがあって)

どんなに歩いても辿り着けない場所があって

(おもいえがいたじぶんのすがたひていして)

思い描いた自分の姿 否定して

(なきさけぶようにねがいをこめていのるように)

泣き叫ぶように 願いを込めて祈るように

(かれはてたこえをむげんのそらへときはなつんだ)

枯れ果てた声を無限の空へ解き放つんだ

(こみあげるしょうそうかん)

込み上げる焦燥感

(にげることさえもゆるされない)

逃げることさえも許されない

(しばられたれっとうかん)

縛られた劣等感

(くらべられるたびにきずついてた)

比べられる度に傷ついてた

(だれかのしせんばかりきにしてたぼくが)

誰かの視線ばかり気にしてた僕が

(すてるべきものは)

捨てるべきモノは

(きっと、おくびょうなじぶん)

きっと、臆病な自分

(とざされたどあのかぎをさがしつづけるけど)

閉ざされたドアの鍵を探し続けるけど

(ただしいこたえをみつけだせずにつまずいて)

正しい答えを見つけ出せずに躓いて

(きがつけばいつかこころのおくにまよいこんで)

気がつけばいつか心の奥に迷い込んで

(ひざをかかえてこどくなそらをながめていた)

膝を抱えて孤独な空を眺めていた

(ｉｎｔｈｅｌｉｍｉｔｅｄｓｋｙ)

in the limited sky...

(かぎりあるこのそらにむげんのゆめえがいて)

限りあるこの空に無限の夢描いて

(なくしたものをいつかとりもどすそのひまで)

なくしたものをいつか取り戻すその日まで…

(どこまであるけばたどりつけるかわからなくて)

どこまで歩けば辿り着けるかわからなくて

(「それでもいいさ」とじぶんのよわさこうていして)

「それでもいいさ」と自分の弱さ 肯定して

(あのころのようにながれるくもにてをのばして)

あの頃のように 流れる雲に手を伸ばして

(かれはてたこえをむげんのそらへときはなつんだ)

枯れ果てた声を無限の空へ解き放つんだ

(ｉｎｔｈｅｌｉｍｉｔｅｄｓｋｙ)

in the limited sky...