流浪の民
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歌詞(問題文)
(ぶなのもりのはがくれにうたげほがいにぎわしや)
ぶなの森の葉隠れに 宴ほがい賑わしや
(たいまつあかくてらしつつこのはしきてうついする)
松明明く照らしつつ 木の葉敷きて倨居する
(これぞるろうのひとのむれまなこひかりかみきよら)
これぞ流浪の人の群れ 眼光り髪清ら
(にいるのみずにひたされてきららきららかがやけり)
ニイルの水に浸されて 煌ら煌ら輝けり
(もゆるひをかこみつつもゆるあかきほのおたきび)
燃ゆる火を囲みつつ 燃ゆる赤き炎 焚き火
(つよくたけきおのこやすらうめぐりおのこやすらう)
強く猛き男安らう 巡り男休らう
(おみなたちていそがしくさけをくみてさしめぐる)
女立ちて忙しく 酒を酌みて注し巡る
(うたいさわぐそがなかにみなみのくにこうるあり)
歌い騒ぐ其が中に 南の邦恋うるあり
(なやみはらうねぎごとをかたりつぐるおうなあり)
厄難祓う祈事を 語り継ぐる媼あり
(めぐしおとめまいいでつ)
愛し乙女 舞い出つ
(たいまつあかくてりわたる)
松明 明く照りわたる
(かんげんのひびきにぎわしく)
管弦の響き 賑わしく
(つれだちてまいあそぶ)
連れ立ちて 舞い遊ぶ
(すでにうたいつかれてや)
すでに歌い疲れてや
(ねむりをさそうよるのかぜ)
眠りを誘う夜の風
(なれしこきょうをはなたれてゆめにらくどもとめたり)
慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり
(なれしこきょうをはなたれてゆめにらくどもとめたり)
慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり
(ひんがしそらのしらみてはよるのすがたかきうせぬ)
東空の白みては 夜の姿かき失せぬ
(ねぐらはなれとりなけば)
ねぐら離れ鳥鳴けば
(いずこゆくかるろうのたみ)
何処行くか流浪の民
(いずこゆくかるろうのたみ)
何処行くか流浪の民
(いずこゆくかるろうのたみ)
何処行くか流浪の民
(るろうのたみ)
流浪の民