Sesame/Kroi

(せさみおもいだしてうるわしのいしを)

セサミ思い出して　麗しの意思を

(せさみふみいってきざんでそのいしを)

セサミ踏み入って　刻んでその意志を

(そやなわれはわるびれることもなくするどさではるみえ)

粗野な我は悪びれることもなく　鋭さで張る見栄

(あながあいてまるみえになりそうさこのまちめ)

穴が開いて丸見えになりそうさ　この街め

(ひゅーとふいたかぜゆれたまつげむくほうついおくしてしきさいを)

ヒューと吹いた風　揺れたまつげ向く方　追憶して色彩を

(なかにはいってともしてみてあまいかんせいをこわしてみて)

中に入って灯してみて　甘い感性を壊してみて

(さかいなんてもうどこかにいってしまえばいい)

境なんてもうどこかに行ってしまえばいい

(まいばんまいばんえがいてよおとぎばなしあらいさんぜんをうつしだして)

毎晩毎晩　描いてよ御伽話　荒い燦然を映し出して

(もうまてないよけだるさをよんできてねわかりあうように)

もう待てないよ気怠さを呼んできてね　わかり合うように

(ほうがくさえもさだまらないままぼっとうがみちびく)

方角さえも定まらないまま　没頭が導く

(からがわれてまるみえになりそうさほとばしれ)

殻が割れて丸見えになりそうさ　ほとばしれ

(いつかしのばせたこえひかからよぶようとりもどしてかいかんを)

いつか忍ばせた声　皮下から呼ぶよう　取り戻して快感を

(なかにはいってともしてみてあまいかんせいをこわしてみて)

中に入って灯してみて　甘い感性を壊してみて

(さかいなんてもうどこかにいってしまえばいい)

境なんてもうどこかに行ってしまえばいい

(もっとめりこんでもうてにおえんほど)

もっとめり込んで　もう手に負えんほど

(とばすのうはこうささせるようにもれるこえもえるこせいとおせよ)

飛ばす脳波　交差させるように　漏れる声　燃える個性　通せよ

(けっちゅうたえずあばれるせいしゅんあがめるけいふくだらねぇｐｈｒａｓｅも)

血中絶えず暴れる青春　崇める系譜　くだらねぇPhraseも

(せっしゅしせっちゅうしていくめいしゅだれがせいするとかかんけいなくなるｓｅｎｓｅ)

摂取し折衷していく名手　誰が制するとか関係なくなるSense

(つかないてんすうむだないぺーすじゅうなんなきてれつさでいえてる)

つかない点数　無駄ないペース　柔軟な奇天烈さで癒えてる

(くらうせいぶんすらｄｅｔａｉｌうらめしさがみえてる)

くらう成分すらDetail　恨めしさが見えてる

(けんそうなれたみおくしずけさにめいりょうになったやすらぎといたみたち)

喧騒慣れた身　置く静けさに　明瞭になった安らぎと痛み達

(ゆっくりといいはなつことばはｓｅｓａｍｅやっとつながるほんとうのでかいせかい)

ゆっくりと言い放つ言葉はSesame　やっと繋がる本当のでかい世界