恋の駆け引き

(こいするときはだれもがたしょうはうそつきになる)

恋する時は誰もが多少は嘘つきになる

(すき」を「きらい」とえんじる「こいのかけひきその１｝)

好き」を「嫌い」と演じる「恋の駆け引きその1｝

(わざとあなただけさけてまわりとかいわしてみる)

わざとあなただけ避けて 周りと会話してみる

(あなたいがいのひとなどいたってきょうみないのに)

あなた以外の人など至って興味ないのに

(めがあえばすぐそらさずまばたきひとつぶんまつ)

目が合えばすぐ逸らさず 瞬き一つ分待つ

(すれちがうときにゆびをさりげなくさわれてみよう)

すれ違う時に指をさりげなく触れてみよう

(「すなお」はじっとでばんをこころのなかでまっている)

「素直」はジッと出番を 心の中で待っている

(ほんとうは・・・)

本当は・・・

(めいわくになるくらいおいかけまわしてたいのに)

迷惑になるくらい追いかけ回してたいのに

(ゆうざいになるまであいをこくはつしたいのに)

有罪になるまで愛を告発したいのに

(つきあいまですすんでもすきはまだみせられない)

付き合いまで進んでも 隙はまだ見せられない

(れいせいさをたもつのが「こいのかけひきそのに」だ)

冷静さを保つのが「恋の駆け引きその2」だ

(しばらくあえないひびがつづいてもとりみださない)

しばらく会えない日々が続いても取り乱さない

(いざふたりきりになればよっきゅうはかもふらーじゅ)

いざ二人きりになれば欲求はカモフラージュ

(「ほんね」はずっとでばんをこころのなかでまっている)

「本音」はずっと出番を 心の中で待っている

(しんじてとびこむことがどうしてこわいのだろう)

信じて飛び込む事がどうしてこわいのだろう

(こいのかけひきをやめてすなおになれば・・・)

恋の駆け引きをやめて 素直になれば・・・

(あおぞらになるくらいこころのもやがはれてくる)

青空になるくらい心の靄が晴れてくる

(しんゆうになるまでおたがいをしるようになる)

親友になるまでお互いを知るようになる

(きんぞくになるくらいしんらいはかたまってくる)

金属になるくらい信頼は固まってくる

(まんぷくになるまであなたのきすはたべほうだい)

満腹になるまで あなたのキスは食べ放題

(こいするときはだれもがたしょうはうそつきになる)

恋する時は誰もが多少は嘘つきになる