バイリンガール

(どんなことばならべてまっていても)

どんな言葉並べて待っていても

(あなたのみてるせかいもうわたしはいない)

あなたの見てる世界　もう私はいない

(からまったゆびがほどけてゆく)

絡まった指がほどけてゆく

(おんなのぶきもそこをついてつかれはてた)

女の武器も底をついて　疲れ果てた

(ばかみたいにとったぽらろいど)

馬鹿みたいに撮ったポラロイド

(いまじゃてんごくからじごくにさまがわり)

今じゃ天国から地獄に様変わり

(ことのほったんはささいまきもどせたなら)

コトの発端は些細　巻き戻せたなら

(ほんとうのことばでしゃべるよばいりんがーる)

本当の言葉で喋るよ　バイリンガール

(みずいろのこいはあわとなりあふれたおもいもはじけてきえた)

水色の恋は泡となり　溢れた想いも弾けて消えた

(かわらないかわれないわたしだけがふりだしにもどる)

変わらない　変われない　私だけが振りだしに戻る

(どんとくらいどしゃぶりだけどどんとくらいいまにみてろ)

ドントクライ土砂降りだけど　ドントクライ今に見てろ

(さよならかってすぎるおまえのおまえのかえをおいていけ)

サヨナラ勝手すぎる　お前のお前の替えを置いていけ

(であいはたんじゅんきせつがわりのあらしがじりじりみをこがす)

出会いは単純季節変わりの嵐が　ジリジリ身を焦がす

(こいをよんでことなったはぐるまかみあってまわりだす)

恋を呼んで　異なった歯車噛み合って回り出す

(しゅんかんいなずまからだにはしりこころはうちぬかれた)

瞬間稲妻体に走り心は撃ち抜かれた

(むさべつこういこいのさんだんじゅうしほうはっぽうとんでうまくさだまらない)

無差別行為　恋の散弾銃　四方八方飛んでうまく定まらない

(ひびのほんとうのきもちをいぬけたなら)

日々の本当の気持ちを射抜けたなら

(むだなことばはすてるよばいりんがーる)

無駄な言葉は捨てるよ　バイリンガール

(みずいろのこいはあわとなりあふれたおもいもはじけてきえた)

水色の恋は泡となり　溢れた想いも弾けて消えた

(かわらないかわれないわたしだけがふりだしにもどる)

変わらない　変われない　私だけが振りだしに戻る

(どんとくらいどしゃぶりだけどどんとくらいいまにみてろ)

ドントクライ土砂降りだけど　ドントクライ今に見てろ

(さよならかってすぎるおまえのおまえのかえをおいていけ)

サヨナラ勝手すぎる　お前のお前の替えを置いていけ

(おたがいじしょうさみしがりやだったけれどねがえりうったばしょに)

お互い自称さみしがり屋だったけれど　寝返りうった場所に

(あなたはもういないすうきなうんめいにあそばれてもわたしはわたしにうそをつけない)

あなたはもういない　数奇な運命に遊ばれても　私は私に嘘をつけない

(みずいろのこいはしゃわーとなりあふれたおもいもはいすいこうへきえた)

水色の恋はシャワーとなり　溢れた想いも排水溝へ消えた

(とまらないとまれないおもいわすれまあたらしいわたし)

止まらない　止まれない　思い忘れ　真新しい私

(どんとくらいどしゃぶりだけどどんとくらいはれわたるかな)

ドントクライ土砂降りだけど　ドントクライ晴れ渡るかな

(どうにかいっぽすすみおまえのおまえのまえとおりこしていく)

どうにか一歩進み　お前のお前の前通り越して行く