本トの気持ち

(いつもどおりぎゃぐをとばす)

いつも通りギャグをとばす

(いつもどおりあまりうけず)

いつも通りあまりうけず

(いつもどおりやたらたべる)

いつも通りやたら食べる

(おれをみてためいきをつく)

オレを見てため息をつく

(かぜでねこんだひとむけて)

風邪で寝込んだ人向けて

(やっとしずかになったという)

「やっと静かになった」と言う

(よわるおれにけりをいれる)

弱るオレにケリを入れる

(そんなときはおににみえる)

そんな時はオニに見える

(いつもおれがあげた)

いつもオレがあげた

(ゆびわをみせてにらむきみの)

指輪を見せて睨むキミの

(ほんとのきもちは)

本トの気持ちは

(きつくうでにしがみついて)

キツく腕にしがみついて

(どうしておれのことがいいんだろう)

どうしてオレの事がいいんだろう

(ねころんではなをかんだり)

寝ころんでハナをかんだり

(ねぐせにばかあれんじくわえたり)

ネグセにバカアレンジ加えたり

(そんなおれをみてるきみは)

そんなオレを見てるキミは

(なぜかしあわせそう)

なぜか幸せそう

(はれたかようびひるさがり)

晴れた火曜日　昼下がり

(とつぜんさいふなくなった)

突然サイフなくなった

(やはりかなりもんくをいう)

やはりかなり文句を言う

(そんなときもおににみえる)

そんな時もオニに見える

(はじめてすきになった)

初めてスキになった

(きみとすこしちがうきみがいる)

キミと少し違うキミがいる

(だきしめると)

抱きしめると

(いつもどおりあたたかいのに)

いつも通り温かいのに…

(なにかつらいことがあると)

何かつらい事があると

(きみはへんにおれにやさしくなる)

キミは変にオレに優しくなる

(こんなにちかいきみのこと)

こんなに近いキミの事

(いったいどのくらいしってんだろう)

いったいどのくらい知ってんだろう

(たまにみせるふあんなめが)

たまに見せる不安な目が

(おれをあせらせてる)

オレを焦らせてる

(きつくうでにしがみついて)

キツく腕にしがみついて

(どうしておれのことがいいんだろう)

どうしてオレの事がいいんだろう

(ねころんではなをかんだり)

寝ころんでハナをかんだり

(ねぐせにばかあれんじくわえたり)

ネグセにバカアレンジ加えたり

(すぐにきみをすきになった)

すぐにキミを好きになった

(はじめてほんきでひとをあいした)

初めて本気で人を愛した

(いつもきみをみつめている)

いつもキミを見つめている

(だけどめがあったらすぐにそらす)

だけど目が合ったらすぐにそらす

(そんなふたりはいつまでも)

そんな二人はいつまでも

(こんなかんじなんだろう)

こんな感じなんだろう

(おれのどこがいいんだろう)

オレのどこがいいんだろう