桜よ薫れ愛薫れ

(はるかかなたあいよかおれ)

遥か彼方　愛よ薫れ

(はるかかなたきみのもとへ)

遥か彼方　君の元へ

(ひとのなげきをしるはなびらはひらりひらりとしずくになってほおをあつくぬらすのか)

人の嘆きを知る花びらはひらりひらりと雫になって頬を熱く濡らすのか

(うらぎりのせてながれるくもがつきをかくしてたくらむよるはなぞにみちたたぺすとりー)

裏切り乗せて流れる雲が月を隠して企む夜は謎に満ちた綴れ織り

(しんじたいものがしんじたいきもちやみにうばわれたら)

信じたいものが信じたい気持ち闇に奪われたら

(よあけをまつそのみつらいつらいめいろのなか)

夜明けを待つその身　辛い辛い迷路の中

(ひかりさがしさまよいながらいのりのはてになにがあるのか)

光探し彷徨いながら祈りの果てに　何があるのか

(さくらよちりゆくまえにかくごのはなをさかせてしめせよわれがもとめるみちしるべ)

桜よ散りゆく前に覚悟の花を咲かせて示せよ我が求める道標

(さくらよちりゆくまえにかくごのはなをさかせてしめせよきみにつながるみちしるべ)

桜よ散りゆく前に覚悟の花を咲かせて示せよ君に繋がる道標

(ことばにならぬおもいとどけきみのそらまで)

言葉にならぬ思い届け君の空まで

(さきをいそいでいのちもやしてきらりきらりとかがやくいまがやいばたちとひかれあう)

先を急いで命燃やしてきらりきらりと輝く今が刃達と惹かれあう

(おのれをみがきしんのけついをつきはしずかにみまもるばかりあおいゆうきのせれもにー)

己を磨き真の決意を月は静かに見守るばかり青い勇気の儀式

(あいしたいゆえにあいしたいきもちむねにふうじられて)

愛したい故に愛したい気持ち胸に封じられて

(つたえるすべもないままとおくとおくはなれてゆく)

伝える術もないまま遠く遠く離れてゆく

(よんでみてもこえがきりにとらわれるだけかなわぬねがい)

呼んでみても声が霧にとらわれるだけ　叶わぬ願い

(ちかいはささげるほどにかくごとぎせいのいみをしめしてわれをさいなむものがたり)

誓いは捧げるほどに覚悟と犠牲の意味を示して我を苛む物語

(ちかいはささげるほどにかくごとぎせいのいみをしめしてやがてうつろうものがたり)

誓いは捧げるほどに覚悟と犠牲の意味を示してやがて遷ろう物語

(けがれをはらうおもいそれはきみとのめもりー)

穢れを祓う思いそれは君との思い出

(さくらよひらりひらりとあしたをかぞえるすがたひらりとわれをさいなむものがたり)

桜よひらりひらりと明日を数える姿ひらりと我を苛む物語

(さくらよひらりひらりとむかしをよみがえらせてきらりとやがてうつろうものがたり)

桜よひらりひらりと昔を蘇らせてきらりとやがて遷ろう物語

(さくらよちりゆくまえにかくごのはなをさかせてしめせよわれがもとめるみちしるべ)

桜よ散りゆく前に覚悟の花を咲かせて示せよ我が求める道標

(さくらよちりゆくまえにかくごのはなをさかせてしめせよきみにつながるみちしるべ)

桜よ散りゆく前に覚悟の花を咲かせて示せよ君に繋がる道標

(ことばにならぬおもいとどけきみのそらまで)

言葉にならぬ思い届け君の空まで

(はるかかなたあいよかおれはるかかなたきみのもとへ)

遥か彼方愛よ薫れ　遥か彼方君の元へ