アンビバレント

(どうかしてるあいそないせんてんす)

どうかしている　愛想ないセンテンス

(ねえかしてきれいなさいぼうを)

ねぇ貸して きれいな細胞を

(たったいちどのかいきんしょう)

たった一度の皆勤賞

(かえりみちにどうかきをつけて)

帰り道にどうか気をつけて

(きっとあなたのじんせいが)

きっとあなたの人生が

(すてきなものでありますように)

素敵なものでありますように

(こくはくのとちゅう)

告白の途中

(あきもせずにいきてくれいじー)

飽きもせずに生きてクレイジー

(そのれきしにまぜてよ)

その歴史に混ぜてよ

(めがまわるようなじんせいそうだん)

目が回るような人生相談

(そのじゅもんはむえいしょう)

その呪文は無詠唱

(だれにもいえないことをしよう)

誰にもいえないことをしよう

(きがくるったふりしてこいをしよう)

気が狂ったフリして恋をしよう

(またははれつしそうなこころのときめき)

また は 破裂しそうな心のときめき

(せんねんさきでも)

1000年先でも

(きっとずっとおどりましょう)

きっとずっと踊りましょう

(さいちゃっかふのうなあいはない)

再着火不能な愛はない

(ふしあわせじゃないのです)

不幸せじゃないのです

(なにもないのは)

何もないのは

(そだちきったあくむのほうぶつせん)

育ちきった悪夢の放物線

(よかぜにあらわれてしんこきゅう)

夜風に洗われて深呼吸

(きっとわたしのじんせいも)

きっとわたしの人生も

(すてきなものでありますように)

素敵なものでありますように

(でじたるのてんごくへいこうね)

デジタルの天国へ行こうね

(おもいでがぱすぽーと)

思い出がパスポート

(みえちゃった)

見えちゃった

(みえちゃいけないものだけがのぼるとう)

見えちゃいけないものだけが登る塔

(あくまのささやきふりだしにもどる)

「悪魔のささやき ふりだしにもどる」

(めがさめるのはいつもれいじ)

目が醒めるのはいつも零時

(ふたりきりできすしよ)

二人きりでキスしよ

(これがさいごのたいようしんこう)

これが最後の太陽信仰

(そのひかりをみせてよ)

その光を見せてよ

(どこにもいけないきがしてる)

どこにもいけない気がしてる

(そのあおがよんだなつのひめい)

その青が喚んだ夏の悲鳴

(またききこえちゃった)

また き 聞こえちゃった

(きのどくなうんめいが)

気の毒な運命が

(どうかしている)

どうかしている

(どうかしている？)

どうかしている?

(ｎｏ)

No

(いえないことをしよう)

いえないことをしよう

(ためらったきずあとなめて)

ためらった傷跡舐めて

(またははれつしそうなこころのときめき)

また は 破裂しそうな心のときめき

(せんねんさきでも)

1000年先でも

(どきどきさせていて)

どきどきさせていて

(はいちゃったもんはしょうがない)

吐いちゃったもんはしょうがない

(ふしあわせじゃないのです)

不幸せじゃないのです

(なにもないのは)

何もないのは

(まちがったそのきもちに)

間違ったそのきもちに

(さよならしようね)

さよならしようね