愛せ、至極散々な僕らの日を

(あいせしごくさんざんなぼくらのひをいつのひかおわりがくるとしても)

愛せ、至極散々な僕らの日をいつの日か終わりが来るとしても

(いまのじぶんになにができるのだろう)

「今の自分に何ができるのだろう」

(なにものにもなれないままだ)

何者にもなれないままだ

(ばかばかしいよきみはきみでしかないんだって)

「バカバカしいよ、君は君でしかないんだ」って

(わらってくれた)

笑ってくれた

(だれかにきらわれてるきがしてたけど)

誰かに嫌われてる気がしてたけど

(こころのなかにすむぼくかもしれないな)

心の中に住む僕かもしれないな

(あいせしごくさんざんなぼくらのひを)

愛せ、至極散々な僕らの日を

(いつのひかおわりがくるとしてもあいぞうぐちもなんだってさけびならばぼくら)

いつの日か終わりが来るとしても愛憎愚痴も何だって叫びならば僕ら

(ふじょうりなせかいでもこえてゆける)

不条理な世界でも超えてゆける

(あいしてゆける)

愛してゆける

(せいぎふせいぎもおもてうらになればあんがいたんじゅんにいかないものだ)

正義不正義も表裏になれば案外単純にいかないものだ

(なやみなやんだつよくよわいところもあいまってやさしくありたい)

悩み悩んだ強く弱いところも相まって優しくありたい

(だれかにみとめられようとしてたけど)

誰かに認められようとしてたけど

(ほんとうのじぶんみうしなわずいれたなら)

本当の自分見失わずいれたなら

(あいせしごくさんざんなぼくらのひをそれぞれのかわりがいないいみを)

愛せ、至極散々な僕らの日をそれぞれの代わりがいない意味を

(あいそうよりもかんめいをだけるならばぼくら)

愛想よりも感銘を抱けるならば僕ら

(むかこうなせかいでもさいてゆける)

無加工な世界でも咲いてゆける

(ほらひとりきりでさけんだこえにそらきみのこえがかさなりあうすこしははずれてもいいさ)

ほら、独りきりで叫んだ声に空、君の声が重なり合う少しは外れてもいいさ

(いのちのかぎりうたおうか)

生命の限り歌おうか

(ぼくらはいまたしかにここにいるんだ)

僕らは今たしかにここにいるんだ

(あいせしごくさんざんなぼくらじしんをいつのひもとなりでいきるともを)

愛せ、至極散々な僕ら自身をいつの日も隣で生きる友を

(さいのうかちがなんだってぼくらならばどんなくもがかるみらいさえかえてゆける)

才能価値が何だって僕らならば、どんな雲がかかる未来さえ、変えてゆける

(あいせしごくさんざんなぼくらのひをいつのひかおわりがくるとしても)

愛せ、至極散々な僕らの日をいつの日か終わりが来るとしても

(あいぞうぐちもなんだってさけびならばぼくら)

愛憎愚痴も何だって叫びならば僕ら

(ふじょうりなせかいでもあいしてゆける)

不条理な世界でも、愛してゆける

(あいしてみせる)

愛してみせる