Blasphemy／蒼狼ルナ

(じゆうとはこどくとにてる)

自由とは孤独と似てる

(にげたいのににげられない)

逃げたいのに逃げられない

(だれかがくれたぬくもりは)

誰かがくれた温もりは

(いまはただつめたくかんじるだけ)

今はただ冷たく感じるだけ

(うばわれたくないものがあるけど)

奪われたくないものがあるけど

(まもるすべさえみつからない)

守る術さえ見つからない

(むりょくなわたしをわらうこえも)

無力な私を笑う声も

(いつかはきえていくだろう)

いつかは消えていくだろう

(あなたからみたらぼうとくかもしれない)

あなたから見たら冒涜かもしれない

(とりあげられたらなにもできないさ)

取り上げられたら何も出来ないさ

(いつだってわたしはむりょくで)

いつだって私は無力で

(じぶんひとりじゃなにもできやしない)

自分1人じゃ何も出来やしない

(とくべつなことなんてなにもなくて)

特別なことなんて何もなくて

(ほこれるものもありはしない)

誇れるものもありはしない

(わたしにできることなんて)

私に出来ることなんて

(だれにでもできるとおもってしまうから)

誰にでも出来ると思ってしまうから

(「だれかのため」っていいきかせても)

「誰かのため」って言い聞かせても

(けっきょくはじぶんがこわいだけ)

結局は自分が怖いだけ

(ゆめだとかきぼうだとかのさきに)

夢だとか希望だとかの先に

(まっているものがみえなくて)

待っているものが見えなくて

(こわしたいものもまもりたいものも)

壊したいものも守りたいものも

(すべてがまざりあって)

すべてが混ざり合って

(ほんとうのこえもわからなくなって)

本当の声もわからなくなって

(つよいとはいったいなんだろう)

強いとはいったいなんだろう

(あなたのひとみにはどううつるだろうか)

あなたの瞳にはどう映るだろうか

(きえてしまったらいみもないのに)

消えてしまったら意味もないのに

(いつまでもわたしはよわくて)

いつまでも私は弱くて

(だれかをうらやんでなくしかできない)

誰かを羨んで泣くしか出来ない

(ひつようとされることをのぞんでも)

必要とされることを望んでも

(かちなんてどこにもないから)

価値なんてどこにもないから

(わたしができるせいいっぱいも)

私が出来る精一杯も

(ひとりよがりにおもえてしまうだけ)

独りよがりに思えてしまうだけ

(みえないおりにとじこめられて)

見えない檻に閉じ込められて

(もがくほどふかくしずんでいく)

もがくほど深く沈んでいく

(じゆうなんてだれのことばだ)

自由なんて誰の言葉だ

(てをのばしてもそらをつかむだけ)

手を伸ばしても空を掴むだけ

(あなたからみたらぼうとくかもしれない)

あなたから見たら冒涜かもしれない

(とりあげられたらなにもできないさ)

取り上げられたら何も出来ないさ

(いつだってわたしはむりょくで)

いつだって私は無力で

(じぶんひとりじゃなにもできやしない)

自分1人じゃ何も出来やしない

(とくべつなことなんてなにもなくて)

特別なことなんて何もなくて

(ほこれるものもありはしない)

誇れるものもありはしない

(わたしにできることなんて)

私に出来ることなんて

(だれにでもできるとおもってしまうから)

誰にでも出来ると思ってしまうから