magnet

(かぼそいひがこころのはしにともる)

か細い火が　心の端に灯る

(いつのまにかもえひろがるねつじょう)

いつの間にか　燃え広がる熱情

(わたしのちょうふきそくにとびまわり)

私の蝶　不規則に飛び回り

(あなたのてにりんぷんをつけた)

あなたの手に鱗粉を付けた

(からみあうゆびほどいてくちびるからしたへと)

絡み合う指ほどいて　唇から舌へと

(ゆるされないことならばなおさらもえあがるの)

許されない事ならば　尚更燃え上がるの

(だきよせてほしいたしかめてほしい)

抱き寄せて欲しい　確かめて欲しい

(まちがいなどないんだとおもわせて)

間違いなど無いんだと　思わせて

(きすをしてぬりかえてほしい)

キスをして塗り替えて欲しい

(みわくのときによいしれおぼれていたいの)

魅惑の時に　酔いしれ溺れていたいの

(そくばくしてもっとひつようとして)

束縛して　もっと必要として

(いとしいならしゅうちゃくをみせつけて)

愛しいなら執着を見せつけて

(おかしいのがたまらなくすきになる)

「おかしい」のが　たまらなく好きになる

(いけるとこまでいけばいいよ)

行けるトコまで行けばいいよ

(まよいこんだこころならかんたんにとけてゆく)

迷い込んだ心なら　簡単に融けてゆく

(やさしさなんてかんじるひまなどないくらいに)

優しさなんて感じる暇など　無い位に

(くりかえしたのはあのゆめじゃなくて)

繰り返したのは　あの夢じゃなくて

(まぎれもないげんじつのわたしたち)

紛れも無い現実の私達

(ふれてからもどれないとしる)

触れてから戻れないと知る

(それでいいのだれよりもたいせつなあなた)

それでいいの…誰よりも大切なあなた

(よあけがくるとふあんでないてしまうわたしに)

夜明けが来ると不安で　泣いてしまう私に

(だいじょうぶとささやいたあなたもないていたの？)

「大丈夫」と囁いたあなたも　泣いていたの？

(だきよせてほしいたしかめてほしい)

抱き寄せて欲しい　確かめて欲しい

(まちがいなどないんだとおもわせて)

間違いなど無いんだと思わせて

(みわくのときによいしれおぼれたい)

魅惑の時に　酔いしれ溺れたい

(ひきよせてまぐねっとのように)

引き寄せて　マグネットのように

(たとえいつかはなれてもめぐりあう)

例えいつか離れても巡り会う

(ふれていてもどれなくていいそれでいいの)

触れていて　戻れなくていい　それでいいの

(だれよりもたいせつなあなた)

誰よりも大切なあなた