TailWind／五木つかさ

(きみとすすむせかいへときざむこえが)

君と進む世界へと刻む声が

(どこまでもとどくように)

どこまでも 届くように

(むしょくのせかいあこがれかたをわすれていた)

無色の世界 憧れ方を忘れていた

(こどくのみらいまちゆくひともてきのようで)

孤独の未来 街行く人も敵のようで

(にじむしかいにせいじゃくのひをそうぞうして)

滲む視界に 静寂の日を想像して

(あさよこないようひとりねがった)

朝よ来ないよう 一人願った

(よるにとけていくようなこころのなか)

夜に溶けていくような心の中

(そっとひかりがさして)

そっと光が射して

(ぼくのなかにさしのべられたきみのてが)

僕の中に差し伸べられた 君の手が

(さびたはりをうごかしたんだ)

錆びた針を 動かしたんだ

(「さぁひびかせよう」)

「さぁ響かせよう」

(やみのなかへひかりをえがくように)

闇の中へ 光を描くように

(ひびわれてたゆめのさきで)

ひび割れてた 夢の先で

(こぼれたなみだかがやいてた)

零れた涙 輝いてた

(「ふっとばしてこう」)

「吹っ飛ばしてこう」

(そらのはてへきりさくかぜのように)

空の果てへ 切り裂く風のように

(つっぱしっていくぼくのこえが)

突っ走っていく 僕の声が

(きみのこえとつむぐように)

君の声と 紡ぐように

(なみだあふれてにじむせかいをてらすひかり)

涙溢れて 滲む世界を照らす光

(なにもしんじれずくもるこころにかぜがふいて)

何も信じれず 曇る心に風が吹いて

(まいおちてきえるはなびらゆれるひざしのなか)

舞い落ちて消える 花びら揺れる日差しの中

(さいごにえがいたゆめへのみちがうごきだした)

最後に描いた 夢への道が動き出した

(「ねぇほらなやみもがいたみちのりもいまじゃきみのいちぶさ」)

「ねぇほら悩みもがいた道のりも 今じゃ君の一部さ」

(さぁすすもうよよあけとともにきみのこえ)

さぁ進もうよ 夜明けと共に君の声

(きっとみらいはここにあるから)

きっと未来は ここにあるから

(たどりついたさきぼくのこえが)

辿り着いた先 僕の声が

(かきけされたとしても)

かき消されたとしても

(ひびかすんだそらをこえて)

ひびかすんだ 空を超えて

(ぼくのこえがとどくように)

僕の声が 届くように

(ふっとばしてこう)

吹っ飛ばしてこう

(かぜのようにみらいへのかがやきを)

風のように 未来への輝きを

(つっぱしっていくゆめのさきへ)

突っ走っていく 夢の先へ

(たびだつそらかねひびいた)

旅立つ空　鐘響いた

(いろづいたせかい)

色付いた世界

(ゆめをえがいたきゃんばすに)

夢を描いた キャンバスに

(よあけをねがい)

夜明けを願い

(はてないたびじつづいていく)

果てない旅路 続いていく

(かがやくみらい)

輝く未来

(きぼうあふれるまちなみに)

希望溢れる 街並みに

(ひびいたこえはむねをつつんで)

響いた声は胸を包んで

(ひかりのかなたおいかぜふいた)

光の彼方 追い風吹いた

(きみとすすむみらいへときざむこえが)

君と進む 未来へと刻む声が

(いつまでもひびくように)

いつまでも 響くように