No Name ／ Es

(なまえなんていらないのです)

名前なんていらないのです

(なのるほどのものじゃないのです)

名乗るほどのものじゃないのです

(それがなにがしとのざらしで)

それがなにがしとのざらしで

(わたがしのようにとけていった)

わたがしのように溶けていった

(それでもなぜこんないたいのです)

それでもなぜ？　こんな痛いのです

(そのこえがいろぬりなぞるのです)

その声が色塗りなぞるのです

(あいまいなきょうかいせんはもうかげをかたどった)

曖昧な境界線はもう影をかたどった

(ｎｏ　ｎａｍｅ)

「No name……」

(つきはなぜこんなきれいでしょう)

月はなぜこんな綺麗でしょう

(そのといにこたえなどないの)

その問いに理由などないの

(ふゆうしてきょうもつかめない)

浮遊して今日も掴めない

(かたちになんなくていいんだ)

身体になんなくていいんだ

(それでじゅうぶんでいらないのに)

それで十分でいらないのに

(しられなくてもいっそいいのに)

知られなくてもいっそいいのに

(かくれんぼのまんまいられない)

かくれんぼのまんまいられない

(ここにいるよさがしてっていまなんどでも)

ここにいるよ探してって今何度でも……

(なりたいなりたいなりたいなりたいなりたいなりたい)

なりたい……………

(なりやまない)

鳴り止まない

(なれないなれないなれないなれないなれないなれない)

なれない……………

(からやめたのに)

からやめたのに

(ありたいありたいありたいありたいありたいありたい)

ありたい……………

(とどくならきこえる)

届くなら聞こえる

(そのこえでなまえをよんで)

「その声で名前を呼んで」

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

Wow…Wow…Wow…

(なりたいなりたいなりたいなりたい)

なりたい………

(まもりぬきたいさけぶよ)

守り抜きたい　叫ぶよ

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

Wow…Wow…Wow…

(まっくろなこころとかすように)

真っ黒な心溶かすように

(あわだったきおくおこすように)

泡立った記憶起こすように

(ありがちないがしろのせかいが)

ありがちないがしろの世界が

(あざやかにみちていくしょうめい)

鮮やかに充ちていく証明

(たったひとつだけあればいいのです)

たったひとつだけあればいいのです

(たったひとりにしってほしいのです)

たったひとりに知ってほしいのです

(かくれんぼのまんまいたくない)

かくれんぼのまんまいたくない

(そのひかりをてらしたくていまなんどでも)

その光を照らしたくて今何度でも…

(ふれたいふれたいふれたいふれたいふれたいふれたい)

ふれたい……………

(なりやまない)

鳴り止まない

(たりないたりないたりないたりないたりないたりない)

たりない……………

(からやめたのに)

からやめたのに

(ありたいありたいありたいありたいありたいありたい)

ありたい……………

(とどくならきこえる)

届くなら聞こえる？

(そのこえがよんでるほうへ)

その声が呼んでる方へ

(ありたいありたいありたいありたい)

ありたい………

(つよくしている)

強くしている

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

Wow…Wow…Wow…

(なりたいなりたいなりたいなりたい)

なりたい………

(まもりぬきたいさけぶよ)

守り抜きたい　叫ぶよ

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

Wow…Wow…Wow…

(なれないなれないなれないなれない)

なれない………

(さがしてるのはｙｏｕｒ　ｎａｍｅ)

探してるのは「Your Name」

(なりたいなりたいなりたいなりたい)

なりたい………

(つよくするのはｙｏｕｒ　ｎａｍｅ)

強くするのは「Your Name」