ありがとう今日という日を

(やっぱりすこしさびしいな)

やっぱり少し寂しいな

(よるのなかをあるくのは)

夜の中をあるくのは

(みらいだけがひかりだな)

みらいだけがヒカリだな

(わたしのきぼうはまだいきている)

私の希望はまだいきている

(かれはてたくろいはなは)

枯れ果てた黒い花は

(まだいきている)

まだ生きている

(むかしいろだけをくやんだはな)

昔色だけを悔やんだ花

(なつかしいあのひのおもいでが)

懐かしいあのひの思い出が

(よみがえるように)

蘇るように

(わらわれたっていいいまをいきるんだ)

笑われたっていい今を生きるんだ

(ないたっていいまだひかりはあるんだ)

泣いたっていいまだヒカリはあるんだ

(ぼくのきぼうがくちるまでに)

僕の希望が朽ちるまでに

(ぼくはただわらっていたいんだ)

僕はただ笑っていたいんだ

(さいごのときになみだなんかながしたくないんだ)

最後のときになみだなんか流したくないんだ

(ありがとうきょうというひをてれくさいけどうれしかったんだ)

ありがとう今日という日を照れくさいけど嬉しかったんだ

(ありがとうきょうというひをはずかしいけれどたのしかったんだ)

ありがとう今日という日を恥ずかしいけれど楽しかったんだ

(このいちにちがぼくのさいこうのいちにち)

この一日が僕の最高の一日

(ああ)

ああ

(ありがとう)

ありがとう

(ありがとうきょうというひを)

ありがとう今日という日を

(はじめてながしたなみだがさいた)

初めて流した涙が咲いた

(いつものさくくろいはなとはちがう)

いつもの咲く黒い花とは違う

(うつくしいぼくだけのぼくいろのはな)

美しい僕だけの僕色の花