アザミナ

(ひらりふらりさまよってくしろいゆめはもうやめた)

ひらりふらり 彷徨ってく 白い夢は もうやめた

(わたしずっとしってたのにおいにさそわれておちてく)

私 ずっと 知ってたの 匂いに 誘われて 墜ちてく

(あたえられたやくめいをたずねることがこわくて)

与えられた　役名を 尋ねることが 怖くて

(ながれるひびのこたえににごしたのはこころだけ)

流れる日々の 答えに 濁したのは 心だけ

(さだめられたはこのなかあじけのないさびしさが)

定められた 箱の中 味気のない 寂しさが

(すこしあんしんしてたのただようちもしらぬまま)

少し安心してたの 漂う血も 知らぬまま

(しまいかくしたはずだったただのざれごとわかってる)

しまい隠した はずだった ただの戯言 分かってる

(おくにひそむそのめでみたまぎれもないしょうどう)

奥に潜む その目で 見た紛れもない衝動

(ひらりゆらりとんでいけるまよいまどいとじこめた)

ひらりゆらり 翔んで行ける 迷い惑い 閉じ込めた

(あなたはもうはなさないでやがてうそとちっても)

あなたは もうはなさないで やがて 嘘と散っても

(ひらりふらりさまよってくしろいゆめはもうやめた)

ひらりふらり 彷徨ってく 白い夢は もうやめた

(わたしずっとしってたのにおいにさそわれておちてく)

私 ずっと 知ってたの 匂いに 誘われて 墜ちてく

(まとわりつくことばだけなんのいみもないくせに)

まとわりつく 言葉だけ なんの意味も 無いくせに

(せおわされてるおもさにつぶれそうでもがいてた)

背負わされてる 重さに 潰れそうで もがいてた

(きづかないふりしていたのこわすすべてをささやいた)

気づかない フリしていたの こわす すべてを ささやいた

(わなにそまるかくごとあまさのだいしょうそれだけ)

罠に 染る 覚悟と 甘さの代償 それだけ

(ひらりゆらりまいおりてくまよいまどいぬぎすてて)

ひらりゆらり 舞い降りてく 迷い惑い 脱ぎ捨てて

(あなたはもうはなさないでやがてうそとちっても)

あなたは もうはなさないで やがて 嘘と 散っても

(ひらりふらりおとされてくしろいゆめはもうやめた)

ひらりふらり 堕とされてく 白い夢は もうやめた

(わたしきっともどらないにおいにさそわれておちてく)

私 きっと 戻らない 匂いに 誘われて 墜ちてく

(ひらりゆらりとんでいけるまよいまどいとじこめた)

ひらりゆらり 翔んで行ける 迷い惑い 閉じ込めた

(あなたはもうはなさないでやがてうそとちっても)

あなたは もうはなさないで やがて 嘘と散っても

(ひらりふらりさまよってくしろいゆめはもうやめた)

ひらりふらり 彷徨ってく 白い夢は もうやめた

(わたしずっとしってたのにおいにさそわれておちてく)

私 ずっと 知ってたの 匂いに 誘われて 墜ちてく