PUNPEE，BIM-蛍火

(おきざりゆんぼほたるのひ)

置き去りユンボ蛍の火

(てらしたはんそでのふぁんたじー)

てらした半袖のファンタジー(遊土)

(つまりなかやすみ)

つまり中休み

(やきましのひにつかのまのさとがえり)

焼きましの日に束の間の里帰り

(あつさでほとけすらすずしみ)

暑さで仏すら涼しみ

(ａｉすらふぁんですずしみ)

AIすらファンで涼しみ(たーまやー)

(ほたるのけつおいかけてはいっすんさき)

ほたるのケツ追いかけては一寸先

(あきしけこむひらいしん)

秋しけこむ避雷針

(だれもがゆかたにつつまされくるわされひこぼしすらもすきゃんだるに)

誰もが浴衣に包まされ狂わされ彦星すらもスキャンダルに

(あだながなくなったとききみのことこれからなんてよんだらいい？？)

あだ名がなくなった時君のことこれからなんて呼んだらいい？？

(だいこくばしらきざんだみのたけじゃ)

大黒柱刻んだ身の丈じゃ

(なにもおいこせそうにない)

何も追い越せそうにない

(すずむしも)

鈴虫も

(とぅるるるるとぅるるるるとぅるるるるとぅるるるるとぅるるるる)

トゥルルルル　トゥルルルル　トゥルルルル　トゥルルルル　トゥルルルル

(ねむれない)

眠れない

(えんや)

えんや

(れっとうせっそうない)

列島　節操ない

(えんや)

えんや

(でんとうせみもいない)

電灯　蝉もいない

(えんや)

えんや

(てっとうげせない)

徹頭　解せない

(じゃすたのんべえのんべえのんべえ)

じゃすた呑兵衛呑兵衛呑兵衛

(しんや)

深夜

(れっとうせっそうない)

列島　節操ない

(しんや)

深夜

(でんとうせみもいない)

電灯　蝉もいない

(しんや)

深夜

(てっとうげせない)

徹頭　解せない

(これいじょうない)

これ以上ない

(これいじょう)

これ以上

(いそしみだすむちゅうで)

勤しみ出す霧中で

(あせしみだすゆめ)

汗染みだす夢

(またくりかえすおちゅうげん)

また繰り返すお中元

(なぜにつどう)

何故に集う

(ただよいゆられてる)

漂い揺られてる

(いぶかしきよるの)

訝しき夜の

(さまようほたるびに)

彷徨う蛍火に~

(あさがおのねがお)

朝顔の寝顔

(はなびがさくみなも)

花火が咲く水面

(７／１１のまえでたむろし)

7/11の前でたむろし

(さくれれもんであたまがきーん)

サクレレモンで頭がキーン

(ないようがないえにっきが)

内容がない絵日記が

(すこしいろあせてきたきが)

少し色褪せてきた気が

(ほたるのかっそうろてのひら)

蛍の滑走路　掌

(うつむいたひまわりがいきをころす)

俯いた向日葵が息を殺す

(すすついたちょうちんにひをともす)

煤ついた提灯に火を灯す

(こしばきするふゆばしらいちのめ)

腰履きする夂一の目

(たまいののれんがゆれ)

玉井の暖簾が揺れ

(もうおじいちゃんちだれもいねぇ)

もうおじいちゃんち誰もいねぇ

(さぎぬまぷーるもあとかたもなく)

鷺沼プールも跡形もなく

(じごくのしゃわー)

地獄のシャワー

(へいきっておとなだなぁ)

平気って大人だなぁ

(つきよによこがおえになる)

月夜に横顔絵になる

(きんぎょのうちわきみよくにあう)

金魚のうちわ君よく似合う

(ますくをはずしてはにかむ)

マスクを外してハニカム

(すずむしりはちゅう)

鈴虫リハ中

(よろしくおねがいします)

「よろしくお願いします」

(えんや)

えんや

(れっとうせっそうない)

列島　節操ない

(えんや)

えんや

(でんとうせみもいない)

電灯　蝉もいない

(えんや)

えんや

(てっとうげせない)

徹頭　解せない

(じゃすたのんべえのんべえのんべえ)

じゃすた呑兵衛呑兵衛呑兵衛

(しんや)

深夜

(れっとうせっそうない)

列島　節操ない

(しんや)

深夜

(でんとうせみもいない)

電灯　蝉もいない

(しんや)

深夜

(てっとうげせない)

徹頭　解せない

(これいじょうない)

これ以上ない

(これいじょう)

これ以上

(いそしみだすむちゅうで)

勤しみ出す霧中で

(あせしみだすゆめ)

汗染み出す夢

(またくりかえすおちゅうげん)

また繰り返すお中元

(なぜにつどう)

何故に集う

(ただよいゆられてる)

漂い揺られてる

(いぶかしきよるの)

訝しき夜の

(さまようほたるびに)

彷徨う蛍火に~