leftunder

(きぞんのかんじょうじゃあらわせないうごめいたしゅうはすう)

既存の感情じゃ表せない　蠢いた周波数

(みあたらないわこれはいかほど)

見当たらないわ　是はいかほど

(だれかがやさしくおしえてくれるなんて)

誰かがやさしく教えてくれるなんて

(おもってなんかいないけどひとりにしないで)

思ってなんかいないけど　一人にしないで

(なんにもみえないまっしろなせかいがめをふさぐ)

何にも見えない　真っ白な世界が目をふさぐ

(しってるくらがりへかわっていく)

知ってる暗がりへ変わっていく

(なにかをもとめてのばしてるはずのてもみえない)

何かを求めて　伸ばしてるはずの手も見えない

(だれもしらないごばんめをさがすたびにはだしででかけるわ)

誰も知らない五番目を　探す旅に裸足で出かけるわ

(あのこのなまえをそっときいてくるわないしょで)

あの子の名前をそっと聞いてくるわ　内緒で

(だれもしらないごばんめともしもこいにおちたら)

誰も知らない五番目と　もしも恋に落ちたら

(しばらくただようわたしをそうね)

しばらく漂う私を　そうね

(あなたがつれさって)

あなたが連れ去って

(またまっしろなせかいにのみこまれるまえに)

また真っ白な世界に　飲み込まれる前に

(どうしたんだろう)

どうしたんだろう

(むねをつきさしたはりのほこさきはどこ？)

胸を突き刺した針の矛先は何処？

(さがすこともせずただてもちぶさた)

探すこともせず　ただ手持ち無沙汰

(なまえもしらないすがたもみえない)

名前も知らない　姿も見えない

(あのこはわたしをしっている)

あの子は私を知っている

(あしおとのこえだけがたしかにのうりへだいれくとに)

足音の声だけが確かに　脳裏へダイレクトに

(つたわってくほんとうはあなたがとらえているの？)

伝わってく　本当はあなたが捉えているの？

(しかいをさけるあのこのすがたを)

視界を避けるあの子の姿を

(なにもみえないまっくろなせかいがうすれてく)

何も見えない　真っ黒な世界が薄れてく

(しらないしきさいへかわってく)

知らない色彩へ変わってく

(まぶしすぎてこわいよなんもつかめないてをひいていてよ)

眩し過ぎて怖いよ　何もつかめない手を引いていてよ

(だれもしらない５ばんめがめをさましたきょうめい)

誰も知らない5番目が　目を醒ました共鳴

(わたしがきえないようにわらっていて)

私が消えないように笑っていて

(こわれないようにすこしさきをあるいて)

壊れないように少し先を歩いて

(だれもしらないごばんめがさがすたびのとちゅうでにげてくわ)

誰も知らない5番目が　探す旅の途中で逃げてくわ

(あのこのこえすらもうおもいだせそうにないのなんども)

あの子の声すらもう思い出せそうにないの　何度も

(だれもしらないごばんめがあらわれてしまったら)

誰も知らない5番目が　現れてしまったら

(おびえてかけだすわたしをぎゅっとあなたがだきしめて)

怯えて駆け出す私をぎゅっと　あなたが抱きしめて

(またあざやかなせかいがひろがってくように)

また鮮やかな世界が　広がってくように