最酊。【暇72】

(いじになってくちをついたきょうかいせん)

意地になって口を衝いた境界線

(だるいだるいだるいうざいくらい)

だるいだるいだるいうざいくらい

(ぴきんなってひびをさいたほうかいせん)

ピキんなって日々を割いた崩壊戦

(またばかんなってくだんないなって)

またバカんなって、くだんないなって

(たわごと)

たわごと。

(きみはいつしかいらいらばかり)

君は何時しかイライラばかり

(あいこがれていくばかり)

愛焦がれていくばかり

(でもしょうがないせっそうがない)

でもしょうがない？節操がない？

(ばれたひとでなし)

バレた人でなし

(あぁめーでーめーでー)

あぁ メーデーメーデー

(れすったってもうおそいでしょ)

レスったってもう遅いでしょ？

(とりつくひまもないまま)

取り付く暇も無い儘

(わかんないしあいまいなのいや)

(わかんないし曖昧なの嫌)

(なぁめいていめいていにげんなって)

なぁ 酩酊酩酊 逃げんなって

(もうほどけてしまうや)

もう解けてしまうや

(ぼくらはておくれさ)

ぼくらは手遅れさ

(せをだいてねむるだけ)

背を抱いて眠るだけ。

(あすをはいてとりつくろったこうないえん)

明日を吐いて取り繕った口内炎

(いたいいたいいたいつらいくらい)

いたいいたいいたいつらいくらい

(あぁどうしたってひとごと)

あぁどうしたってひとごと

(あいしたってままごと)

愛したってままごと

(ねえまだすすめないまま)

ねえ、まだ、進めないまま

(こわしてぼかしておくれよ)

壊して、暈して、おくれよ

(あぁめーでーめーでー)

あぁメーデーメーデー

(ひすったってもうおそいでしょ)

ヒスったってもう遅いでしょ？

(とりつくゆめもないなら)

取り憑く夢も無いなら

(かわんないしはいたいなのいや)

(変わんないし敗退なの嫌)

(なぁさいていさいていきづいたって)

なぁ 最低最低 気づいたって

(ろうはとけてしまうや)

蝋は溶けてしまうや

(こんやはみちづれさ)

今夜は道連れさ

(ほらめでたし)

ほらめでたし。

(まだあさはかだったわがままだった)

まだ浅はかだった我儘だった

(せけんしらずさ)

世間知らずさ

(ねぇおりこうばっかなきごとばっかじゃ)

ねぇお利口ばっか泣き言ばっかじゃ

(あきたらない)

飽き足らない

(うそをはきすてたこんや)

嘘を吐き捨てた今夜

(ねぇへいせいへいせい)

ねぇ 平静平静

(よそおったってもうおそいでしょ)

装ったってもう遅いでしょ？

(ふりほどくてはないから)

振りほどく手は無いから

(はんなよいじあいたいかもいま)

(張んなよ意地会いたいかも今)

(なぁさいていさいていきづいたって)

なぁ 最低最低 気づいたって

(あいにおちてしまうや)

哀に堕ちてしまうや

(ぼくらはておくれさ)

ぼくらは手遅れさ

(せをむいてねむるだけ)

背を向いて眠るだけ。

(あまいゆめを)

甘い夢を