シリウスB
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歌詞(問題文)
(とどかなくていいこのままでいい)
届かなくていい このままでいい
(いまはとおいふたつのほし)
今は遠い二つの星
(ならぶそらをみていた)
並ぶ空を見ていた
(あのほしのひとつかたっぽのひが)
「あの連星の一つ、片方の火が
(まぶしすぎるからみえないひもあるんだ)
眩しすぎるから見えない日もあるんだ」
(ぜいたくなこととついこぼした)
「贅沢なこと」とつい零した
(みつけられずちるひかりもある)
見つけられず散る光もある
(ねがうことさえなかった)
願うことさえなかった
(じぶんもみえなくて)
自分も見えなくて
(とどかなくていいひとりでもいい)
届かなくていい 独りでもいい
(たいせつなものほどとおざけてた)
大切なものほど遠ざけてた
(さいごのひもきえかけたよる)
最期の日も消えかけた夜
(こえがしたきみはいった)
声がした 君は言った
(このてをとって)
この手をとって
(みつけた)
「見つけた」
(そのほしはつよくみつめるには)
その星は強く見つめるには
(まぶしすぎるからがらすごしにみていた)
眩しすぎるからガラス越しに見ていた
(めいわくなこともわかってるから)
迷惑なことも分かってるから
(なづけられずいるきもちがある)
名付けられずいる気持ちがある
(どんなこたえをまってる)
どんな答えを待ってる?
(きくのもこわいくせに)
聞くのも怖いくせに
(とどかなくていいそのほうがいい)
届かなくていい その方がいい
(きっとどんなことばもみがってになる)
きっとどんな言葉も身勝手になる
(あのはなびらひとつちぎって)
あの花弁一つ千切って
(わすれたいわすれてほしい)
「忘れたい」「忘れてほしい」
(ほしがおちるよぞらに)
星が落ちる 夜空に
(ほらわがままをねがったせいで)
ほら、わがままを願ったせいで
(きっときみだけがわすれてる)
きっと君だけが忘れてる
(かたわれのおもいでも)
片割れの思い出も
(なにげないことばさえも)
何気ない言葉さえも
(とくべつで)
特別で
(とどかないで)
届かないで
(わすれていて)
忘れていて
(とどかないで)
届かないで
(わすれないで)
「忘れないで」
(とどかなくていいこのままでいい)
届かなくていい このままでいい
(きっとなにがきえてもすきなままで)
きっと何が消えても好きなままで
(さいごのひがもえつきるとき)
最期の灯が燃え尽きる時
(いちどだけいちびょうだけ)
一度だけ一秒だけ
(このひかりを)
この光を
(みつけて)
「見つけて」