百人一首 橙色

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投稿者投稿者2C21 四條 凛花 shijo rinkaいいね0お気に入り登録
プレイ回数89難易度(4.0) 1188打 長文 かな
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1 ひろ 2565 E 2.7 93.0% 428.3 1188 89 20 2026/01/10

問題文

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(あけぬればくるるものとはしりながらなほうらめしきあさぼらけかな)

明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな

(あさぼらけうじのかはぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ)

朝ぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらはれ渡る瀬々のあじろぎ

(あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな)

哀れともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな

(あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり)

逢ひ見ての後の心にくらぶれば昔は物を思はざりけり

(あふことのたえてしなくばなかなかにひとをもみをもうらみざらまし)

逢ふ事の絶えてしなくばなかなかに人をも身をも恨みざらまし

(あらざらむこのよのほかのおもひでにいまひとたびのあふこともがな)

あらざらむこの世の外の思ひ出に今一度の逢ふ事もがな

(いまこむといひしばかりにながつきのありあけのつきをまちいでつるかな)

今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな

(いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな)

今はただ思ひ絶えなむとばかりを人づてならでいふよしもがな

(せをはやみいわにせかるるたきがはのわれてもすえにあはむとぞおもふ)

瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ

(なげきつつひとりねるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる)

なげきつつ独り寝る夜の明る間はいかに久しきものとかは知る

(なにしおはばあふさかやまのさねかづらひとにしられでくるよしもがな)

名にしおはば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな

(なにわえのあしのかりねのひとよゆえみをつくしてやこひわたるべき)

難波江の蘆のかり寝のひと夜ゆゑ身を尽くしてや恋ひわたるべき

(なにはがたみじかきあしのふしのまもあはでこのよをすぐしてよとや)

難波がた短き蘆のふしの間も逢はでこの世をすぐしてよとや

(はるのよのゆめばかりなるたまくらにかひなくたたむなこそおしけれ)

春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ

(ひともをしひともうらめしあぢけなくよをおもふゆえにものおもふみは)

人も惜し人も恨めし味気なく世を思ふ故に物思ふ身は

(みかきもりえじのたくひのよるはもえひるはきえつつものをこそおもへ)

御垣守衛士のたく火の夜は燃え昼は消えつつ物をこそ思へ

(みかのはらわきてながるるいづみかはいつみきとてかこひしかるらむ)

みかの原わきて流るる泉川いつみきとてか恋しかるらむ

(みせばやなをじまのあまのそでだにもぬれにぞぬれしいろはかはらず)

見せばやな雄島のあまの袖だにもぬれにぞぬれし色は変はらず

(おほけなくうきよのたみにおほふかなわがたつそまにすみぞめのそで)

おほけなく浮世の民におほふかなわがたつ杣に墨染めの袖

(かぜそよぐならのおがはのゆうぐれはみそぎぞなつのしるしなりける)

風そよぐ奈良の小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける