キミのニセモノに恋をする 挿入曲 セリフTP
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https://novelgame.jp/games/show/6233
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1q | 4781 | o(≧∇≦)o | 5.1 | 93.4% | 363.7 | 1871 | 132 | 50 | 2025/01/10 |
2 | もっちゃん先生 | 4394 | ( ・ㅂ・)و ̑̑ | 4.6 | 95.0% | 403.2 | 1870 | 98 | 50 | 2025/01/21 |
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問題文
(きっかけなんてものはとくになかった)
きっかけなんてものは特になかった
(ばいとさきからきたくするとちゅう)
バイト先から帰宅する途中
(しょーうぃんどうにうつるじぶんのすがたをぼんやりとながめながら)
ショーウィンドウに映る自分の姿をぼんやりと眺めながら
(きょうが、じぶんがじぶんでいられるさいごのひであることをほんのうてきに、さとってしまった)
今日が、自分が自分でいられる最期の日である事を 本能的に、悟ってしまった
(しょっくではなかった)
ショックではなかった
(いつかこのひがおとずれることはわかっていたから)
いつかこの日が訪れる事は分かっていたから
(それでも、のこりのじかんをかんがえるとあせるきもちをおさえることはできなかった)
それでも、残りの時間を考えると 焦る気持ちを抑える事はできなかった
(さいごにかれにあいたいとおもった)
最期に彼に会いたいと思った
((こんなことなら、すまほをもっていればよかった))
(こんなことなら、スマホを持っていればよかった)
(ちいさなこうかいをむねに、ひたすらはしる)
小さな後悔を胸に、ひたすら走る
(あぱーとちかくのこうえんにたどりつくころにはいきぎれもひどく)
アパート近くの公園に辿り着く頃には息切れもひどく
(ふゆだというのに、ひたいからあせがあふれてくる)
冬だと言うのに、額から汗が溢れてくる
(みてくれもきにせずでんわぼっくすへはいるとふるえるてでかれのすまほのばんごうをおす)
見てくれも気にせず電話ボックスへ入ると 震える手で彼のスマホの番号を押す
(「・・・もしもし?」あせりとふしんかんのまじったようなかれのこえ)
「…もしもし?」 焦りと不信感の混じったような彼の声
(「・・・えっと・・・あの・・・」)
「…えっと…あの…」
(「・・・せつな?」)
「…セツナ?」
(かれのこえをきいてあんしんしてしまったのかそれいじょう、ことばがつづかない)
彼の声を聴いて安心してしまったのか それ以上、言葉が続かない
(「めずらしいね、でんわかけてくるなんてどうしたの?」)
「珍しいね、電話かけてくるなんて どうしたの?」
(「というかごめん、いまいそがしくてさ・・・」)
「というかごめん、今忙しくてさ…」
(しゅっちょうでちほうへでているかれは)
出張で地方へ出ている彼は
(しごとがいそがしいせいか、すこしだけこえをあらげてしゃべる)
仕事が忙しいせいか、少しだけ声を荒げて喋る
(それでも、こえがきけただけでうれしかった)
それでも、声が聴けただけで嬉しかった
((さいごくらい・・・))
(最期くらい…)
(わがままをいってもゆるされるだろうか?)
ワガママを言っても許されるだろうか?
(「いまから・・・あえないかな?」)
「今から…会えないかな?」
(「えっ・・・?いまから?」)
「えっ…? 今から?」
(かれのおどろいたこえがきこえる)
彼の驚いた声が聴こえる
(「うーん・・・きゅうにいわれてもなあ」)
「うーん…急に言われてもなあ」
(「ほら、いましごとでしゅっちょうにでてるだろ?」)
「ほら、今仕事で出張に出てるだろ?」
(「すぐにかえるにしても、2,3じかんはかかりそうだし・・・」)
「すぐに帰るにしても、2,3時間はかかりそうだし…」
(「あしたじゃだめかな?」)
「明日じゃダメかな?」
(「・・・あした・・・」)
「…明日…」
(きょうというひは、じぶんにとってはさいごのひでも)
今日という日は、自分にとっては最期の日でも
(「あ、ばいとだったっけ?」)
「あ、バイトだったっけ?」
(「・・・ううん、あしたでだいじょうぶ」)
「…ううん、明日で大丈夫」
(かれにとってはなんてことのないいちにちでそれがすこしだけさびしかった)
彼にとっては何てことのない一日で それが少しだけ寂しかった
(「きゅうにごめんね?しごとがんばって」)
「急にごめんね?仕事頑張って」
(さいごにかれにめいわくをかけたくないとおもった)
最期に彼に迷惑をかけたくないと思った
(「それじゃあね・・・ばいばい」)
「それじゃあね…バイバイ」
(かれのへんとうをきくよりさきにつうわをきる)
彼の返答を聴くより先に通話を切る
(いえにかえったらにもつをせいりして、このまちをでていこう)
家に帰ったら荷物を整理して、この街を出ていこう
(かれとのおもいでもすべてしょぶんしてしまおう)
彼との思い出も全て処分してしまおう
(あしたのじぶんが、かれのそんざいにきづかないように)
明日の自分が、彼の存在に気付かないように
(あしたのじぶんに、かれがこいをしないように)
明日の自分に、彼が恋をしないように
(「われながら、ひどいやつだなあ・・・」)
「我ながら、ひどいやつだなあ…」
(かれにほんとうのことをいわなくてよかった)
彼に本当の事を言わなくてよかった
(ことばにしたら、もっとないてしまっていたから)
言葉にしたら、もっと泣いてしまっていたから
(「だいすきだよ・・・」)
「大好きだよ…」
(もうにどとあうことのできないだいすきなひととのひびをおもいかえしながら)
もう二度と会うことのできない 大好きな人との日々を思い返しながら
(いつまでもじゅわきをにぎりしめていた)
いつまでも受話器を握りしめていた