蕾丝花边
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歌詞(問題文)
(じゅんぱくなへやで)
純白な部屋で
(あさいこきゅうをあわせてしあわせをていぎした)
浅い呼吸を合わせて幸せを定義した
(ふたりですごせるじかんは)
二人で過ごせる時間は
(あとどのくらいになってしまったんだろうね)
後如何位になって了ったんだろうね
(ゆびおりかぞえる)
指折り数える
(てのひらがみえるたびくるしくなってしまう)
掌上が見える毎、困しくなって了う
(すうじゅうすうねんごにあえるひをまつ)
数十、数年後に逢える日を待つ
(こくかいしつかびんがゆれる)
告解室 花瓶が揺れる
(このまますべてをうしなったとて)
「此儘、凡てを失ったとて、
(きえることのないものがあるの)
消えることのないものがあるの。
(しってる)
知ってる?」
(しんでんずもにたー)
心電圖モニター
(すけたびにいるかーてん)
透けたビニヰルカーテン
(すてんどぐらすのひかり)
ステンドグラスの光
(えいえんをとして)
永遠を賭して
(えとわーるへととんでゆく)
エトワールへと飛んで征く
(よだかみたいなゆめをみていた)
夜鷹みたいな夢を見ていた
(かなしいことさえのこらないようなとうひこうを)
悲しいことさえ残らないような逃避行を
(それでもいとわないとおもう)
其でも厭わないと憶う
(すかーとのれーすがゆうなぎにとける)
洋袴の蕾丝花边が夕凪に融ける
(くるまいすをおしてすすむ)
車椅子を押して進む
(ぎこちないからだをきしませてふれる)
ぎこちない身體を軋ませて觸れる
(くるしみのさきこううんのおくへ)
苦しみの先、光暈の奥へ
(てつどうきっぷはもった)
鐡道切符は持った
(にじむてをにぎって)
滲む手を握って?
(しはんせいきむこうのとおいくにへと)
四半世紀向こうの、遠い国へと
(さんばんせんやそうをきって)
三番綫、夜窓を切って
(かんじょうせんきみをまって)
環狀綫、貴方を待って
(さあぼくにおわかれのあいさつをどうかいま)
さア、僕に御別れの挨拶を如何か、現在
(ふるえたてでいのりつづけている)
震えた手で、祈り續けている
(すうじゅうすうねんごにあえるひをまつ)
数十、数年後に逢える日を待つ
(こくかいしつぼくらがねむる)
告解室 僕らが唾る
(もういちどあなたにあえたとしたら)
「もう一度貴方に逢えたとしたら、
(まためいわくをかけてもいいかな。」)
また、迷惑を掛けても好いかな。」
(くちやくそくをしよう)
口約束をしよう