Cynic

(いまはあたりまえなんておもわないかぜはまだまだつよい)

今は当たり前なんて思わない 風はまだまだ強い

(おもっているよりもたしかなものなんてすくないでしょ)

思っているよりも確かなモノなんて少ないでしょ

(うすれたきおくのせいかな)

薄れた記憶のせいかな

(まだみぬひとをうれうこころか)

まだ見ぬ人を憂うココロか

(からだをしはいするいたみだ)

躰を支配する痛みだ

(それでもここにきておわりだけおもえばいい)

それでもここにきて終わりだけ思えばいい

(ひとつのりゆうかえるつちにほうるだけ)

一つの理由 還る土に放るだけ

(けれどもあわいゆめこころのままかわらず)

けれども淡い夢 心のまま変わらず

(いられたらゆくすえもくだらなくはないんだね)

いられたら行く末もくだらなくは無いんだね...

(ひきかえすなんてあまりにもよそうがいねぐにもつかない)

引き返すなんて余りにも予想外ね...愚にもつかない

(まやかしならてなれたものふりかざしたせいぜんせつ)

まやかしなら手慣れたもの 振りかざした性善説

(なにがそうさせる)

何がそうさせる？

(はなからあったかんじょうがまきおこすごかいか)

端からあった感情が巻き起こす誤解か

(こころをしはいするゆうあいだ)

ココロを支配する有愛だ

(これでもうまたひとつとどきはしないおもいは)

これでもうまた一つ届きはしない思いは

(かさなりのこるまさにこれがぜったい)

重なり残る まさにこれが絶対

(それでもいまいじょうちょうずることもなく)

それでも今以上長ずることも無く

(いられるのもつごういいかんちがいのせいなんでしょう)

いられるのも都合いい勘違いのせいなんでしょう

(ばらばらになっていくものすべてぼくのそばにあったなんてね)

バラバラになっていくモノ全て僕のそばにあったなんてね...

(はじめからどうして)

はじめから どうして...

(はだでかんじているなみうつようなきまぐれ)

肌で感じている波打つ様な気紛れ

(ひいろのそらにつきささって)

緋色の空に突き刺さって...

(それでもここにきておわりだけおもえばいい)

それでもここにきて終わりだけ思えばいい

(ひとつのりゆうかえるつちにほうるだけ)

一つの理由 還る土に放るだけ

(けれどもあわいゆめこころのままかわらず)

けれども淡い夢 心のまま変わらず

(いられたらゆくすえもくだらなくはないんだね)

いられたら行く末もくだらなくは無いんだね...