スノウィング
すこやか大聖堂
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歌詞(問題文)
(ほしのけむるよるにきおくのそこめぐるよるに)
星の煙る夜に 記憶の底巡る夜に
(ねむれないぼくをよぶこえにそっとぬけだした)
眠れない僕を呼ぶ声に そっと抜け出した
(はやりだすよかんをおうとおり)
逸り出す予感を追う通り
(すれちがうあかりをたよりに)
すれ違う灯りを頼りに
(かじかんだりょうてをせんじょうにかさなってくふたつのかげ)
悴んだ両手を線上に 重なってく二つの影
(ゆきのようにすきとおっている)
雪の様に透き通っている
(かけるひかりをあつめてはるかにひそんでいる)
駆ける 光を集めて 遥かに潜んでいる
(かんかくにくらんだてをつないで)
感覚に眩んだ手を繋いで
(ほどなくねぐそのゆびがふるえないように)
程無く祈ぐその指が震えない様に
(いつかみたあのせかいがみたくてめをこらす)
いつか見たあの白銀が見たくて目を凝らす
(つきにゆびさきにふれてきえてとけてく)
月に 指先に 触れて消えて溶けてく
(みうしなわないようにあしあとをのこして)
見失わない様に足跡を残して
(ねむりゆくまちともすまよなかしろに)
眠りゆく街灯す真夜中 白に
(かすかにささやいたかぜにさそわれはてをさがして)
幽かに囁いた風に誘われ 果てを探して
(ひらりときざしをつげるそらのきせき)
ひらりと兆しを告げる空の奇跡
(かけらをつめこんだままにあふれたぽけっとのなか)
欠片を詰め込んだままに溢れたポケットの中
(ひとつひとつかかえて)
ひとつひとつ抱えて
(やがてぼくのもとでそだってくから)
やがて僕の元で育ってくから
(ちかくできらめいている)
近くで煌めいている
(ひかりをみたしてわずかににじんでいる)
光を満たして 僅かに滲んでいる
(せいじゃくにゆらいだいきをはいて)
静寂にゆらいだ息を吐いて
(おもいえがくこのゆめがゆめでないように)
思い描くこの夢が夢でない様に
(おとをわすれてはやさしくふりつもる)
音を忘れては優しく降り積もる
(あわくてあたたかくてこころをかたどるもの)
淡くて 暖かくて 心を承るもの
(やがてくうはくにとけてしまうなら)
やがて空白に溶けてしまうなら
(いつまでもこのときをとめてよ)
いつまでもこの時を止めてよ
(いつかみたあのせかいがみたくててをのばす)
いつか見たあの白銀が見たくて手を伸ばす
(ぎんにりんかくにぬれてひえてそめてく)
銀に 輪郭に 濡れて冷えて染めてく
(もうこわれないようにぬくもりをそえて)
もう壊れない様に温もりを添えて
(こおりつくまちおどるまよなかただしろに)
凍り付く街踊る真夜中 ただ 白に
(おとのないよるにすべてうまれかわる)
音の無い夜にすべて生まれ変わる
(いつかのねがいえがいたみのはてに)
いつかの願い描いた身の果てに
(なにがみえるのだろう)
何が見えるのだろう
(あけないままおわるように)
明けないまま終わるように
(しずみゆくまちそそぐまよなかのゆきのひ)
沈みゆく街濯ぐ真夜中の雪の日
(しろにともる)
白に灯る