ただ、君のままで／アニメ「全修。」ED

(たとえば、さいごにこのうたがなくても)

例えば、最後にこの歌が無くても

(せかいはなにひとつかわりはしないけど)

世界は何一つ変わりはしないけど

(たとえば、ちいさなちいさなぼくらが)

例えば、小さな小さな僕らが

(きのうよりきぼうよりになればいい)

昨日より希望寄りになればいい

(かなしみとゆめとこいとてづくりのがらくたをかきあつめてさ)

悲しみと夢と恋と手作りのガラクタをかき集めてさ

(ひみつのたからばここころにつめて)

秘密の宝箱　心に詰めて

(きみがかいたせかいがいきるいみになった)

君が描いた世界が生きる意味になった

(まちがさわやかにないだ)

街が爽やかに凪いだ

(このうたがいつかとどいてくれたら)

この歌がいつか届いてくれたら

(それだけできっといみがあるはずだ)

それだけできっと意味があるはずだ

(きれいごとだってわらわれてしまいそうでも)

綺麗事だって笑われてしまいそうでも

(きみがくるしんでつくったこのばしょ)

君が苦しんで創ったこの場所

(まもれるかわかんないけれど)

守れるかわかんないけれど

(ただ、きみのままで)

ただ、君のままで

(しんでゆけることがゆるせるひをいのって)

死んでゆけることが許せる日を祈って

(あざとさでひとがすくえるのならよろこんでそのやくをかってでよう)

あざとさで人が救えるのなら　喜んでその役を買って出よう

(こすられつづけたしらべとことばさきにくるのはかねかたいくつか)

擦られつづけた調べと言葉　先に来るのは金か退屈か

(「そのきょく、だれにささってるんだろう？」)

「その曲、誰に刺さってるんだろう？」

(じつはだれにもわかってないかも)

実は誰にもわかってないかも

(けれどあきらめがわるいぼくらは)

けれど諦めが悪い僕らは

(ゆさぶるなにかをもとめつづける)

揺さぶる何かを求め続ける

(とどきそうで、そうで、そうで、そうで、そうで、てをすべりおちた)

届きそうで、そうで、そうで、そうで、そうで、手を滑り落ちた

(このまま、それなりなまんまで、いつづけてしまいそうだ)

このまま、それなりなまんまで、居続けてしまいそうだ

(きみはいまのぼくをみてどうおもっているだろうか)

君は今の僕を見てどう思っているだろうか

(きみはいまのぼくをみてわらうだろうか)

君は今の僕を見て笑うだろうか

(いきて、いきぬいて、ぼくらはいつまでつづいていくんだろうか？)

生きて、生き抜いて、僕らはいつまで続いていくんだろうか？

(このきょくがいつかとどきますように)

この曲がいつか届きますように

(たった３ぷんとすこしのじこまんのめろでぃ)

たった３分と少しの自己満のメロディ

(このうたがいつかとどいてくれたら)

この歌がいつか届いてくれたら

(それだけできっといみがあるはずだ)

それだけできっと意味があるはずだ

(きれいごとだってわらわれてしまいそうでも)

綺麗事だって笑われてしまいそうでも

(きみがくるしんでつくったこのばしょ)

君が苦しんで創ったこの場所

(まもれるかわかんないけれど)

守れるかわかんないけれど

(ただ、きみのままで)

ただ、君のままで

(しんでゆけることがゆるせるひをいのって)

死んでゆけることが許せる日を祈って

(たとえば、このうたがおわったあとも)

例えば、この歌が終わった後も

(きみのかいたいのちはのこっていくんだ)

君の描いた生命は残っていくんだ

(たとえば、せかいごとかわったとしても)

例えば、世界ごと変わったとしても

(またみつけるから)

また見つけるから

(それまで、つづけて。)

それまで、続けて。