My song

(それぞれがちがうのになぜくらべたがる)

それぞれが違うのになぜ比べたがる

(こんなきもちはうんざりだ)

こんな気持ちはうんざりだ

(ただただいきたいのにこえがじゃまをする)

只々行きたいのに雑音が邪魔をする

(ぬくもりなんてえごでしかない)

温もりなんてエゴでしかない

(だから)

だから

(ひとりでいきてきたしんじられるのはぼくだけだ)

独りで生きてきた信じられるのは僕だけだ

(むだだとわかってたでもあがいてた)

無駄だとわかってたでも足掻いてた

(なぐりかいたおとのまほう)

殴り書いた音の魔法

(つたないうたくちずさんでこころをおちつかせた)

拙い歌口ずさんで心を落ち着かせた

(ぼくはぼくにうそをついたかがみごしにうつるなみだ)

僕は僕に嘘を吐いた鏡越しに移る涙

(どれだけひとりでうたってもむなしくひびくさけびだ)

どれだけ独りで歌っても虚しく響く叫びだ

(もしもぼくのうたにひとつのいみをもたせるなら)

もしも僕の歌に一つの意味を持たせるなら

(いまいきることなやんでいるきみへとどいて)

今生きること悩んでいる君へ届いて

(もしもぼくのうたでひとつのいのちすくえるなら)

もしも僕の歌で一つの命救えるなら

(ずっとこのうたをこえがかれるまでひびかせるよ)

ずっとこの歌を声が枯れるまで響かせるよ

(ことばはときにひとをきずつけあやめるこんなじだいはうんざりだ)

言葉はときに人を傷つけ殺めるこんな時代はうんざりだ

(ただただいきてるのにこえがじゃまをする)

只々生きてるのにノイズが邪魔をする

(やさしさなんてえごでしかない)

優しさなんてえごでしかない

(きみはきみのままでいてねたまにわからなくなるんだ)

君は君のままでいてねたまに分からなくなるんだ

(どれだけぼくがさけんでもむなしくそらにきえゆくこえ)

どれだけ僕が叫んでも虚しく空に消えゆく声

(いつかしぬときがきてわすれさられる)

いつか死ぬ時が来て忘れさられる

(それまでのじんせいだ)

それまでの人生だ

(だからいまをいきてことばつむぎあれたちにはなさかせよう)

だから今を生きて言葉紡ぎ荒れた地に花咲かせよう

(おなじおもさだからたった２１ぐらむ)

同じ重さだからたった21ぐらむ

(にげてもいいだからすてないで)

逃げてもいいだから捨てないで

(ありふれたうたを１どだけきいて)

ありふれた歌を1度だけ聞いて

(もしもぼくのうたでひとつのいのちすくえるなら)

もしも僕の歌で一つの命救えるなら

(ずっとこのうたをこえがかれるまで．．．)

ずっとこの歌を声が枯れるまで...

(とどいて)

届いて

(ひびいて)

響いて

(いきているそれだけでぼくにいみがあるならば)

生きているそれだけで僕に意味があるならば

(ずっとこのばしょでうたいつづけるよ)

ずっとこの場所で歌い続けるよ

(きみのために)

君のために