ダーリンどこまで打てる？

(まけないなにかがほしい)

負けない何かがほしい

(わたしだけのあいがほしい)

私だけの愛がほしい

(そうすればきっとぼくらはくらべないでいれる)

そうすればきっと僕らは比べないでいれる

(あれこれりゆうがほしい)

あれこれ理由がほしい

(わたしだけひとりのような)

私だけ独りのような

(さびしいよるにはなににだきつけばいい)

寂しい夜には何に抱きつけばいい

(うらやましいただむなしい)

羨ましいただ虚しい

(きらわれたくもないけど)

嫌われたくもないけど

(じぶんをすきでいたい)

自分を好きでいたい

(だーりんぼくのせなかにのっておよいでて)

ダーリン僕の背中に乗って泳いでて

(やるせないひびのうみはとてもふかいから)

やるせない日々の海はとても深いから

(だれかのわたしでありたかった)

「誰かの私でありたかった」

(かんちがいしちゃうからひとりにしないでよね)

勘違いしちゃうから一人にしないでよね

(しんじれるなにかがほしい)

信じれる何かがほしい

(ほどけないきずながほしい)

ほどけない絆がほしい

(そうすればきっとぼくらはあきれないでいられる)

そうすればきっと僕らは呆れないでいられる

(だいじにしていてもいい？)

大事にしていてもいい？

(つよがりがくずれるよるは)

強がりが崩れる夜は

(からだまるめてふとんでちいさくなってる)

体丸めて布団で小さくなってる

(うらやましいただむなしい)

羨ましいただ虚しい

(じぶんでえらんだみちでもたまにふりかえってしまう)

自分で選んだ道でもたまに振り返ってしまう

(だーりんわたしのうでのなかでやすんでて)

ダーリン私の腕の中で休んでて

(かなしくてたまらないひとはとてもよわいから)

悲しくてたまらない人はとても弱いから

(だれかのわたしでありたかった)

「誰かの私でありたかった」

(さまよってしまうからひとりにしないでよね)

彷徨ってしまうから一人にしないでよね

(かぎりあるよのなかのせいでくるってる)

限りある世の中のせいで狂ってる

(はてしなくつづくじかんもくすぶってる)

果てしなく続く時間もくすぶってる

(みなとおなじだからってぼくのわたしのわだかまりがらくになるわけじゃない)

皆と同じだからって僕の私のわだかまりが楽になるわけじゃない

(だーりんほんとうのおとをきいて)

ダーリン本当の音を聞いて

(やるせないひびのうみはできらないけど)

やるせない日々の膿は出きらないけど

(わたしのわたしでいてもいいの？)

私の私でいてもいいの？

(あのこにはなれないしなるひつようもないから)

あの子にはなれないしなる必要もないから