椎名林檎歌詞『いとをかし』林檎嬢の歌詞を味わおう

楽曲情報
いとをかし 歌椎名林檎 作詞椎名林檎 作曲椎名林檎
※このタイピングは「いとをかし」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。
歌詞(問題文)
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(ゆうばえにそっとおもえばふるさととおい)
夕映えにそっと懷えば古里遠い
(ふたおやのかおちちうえははうえよあいたい)
二親の顔父上母上よ会いたい
(つきなみなかちほどもっと)
月並みな価値ほどもっと
(いくらでもわかちあえてうれしかったろう)
幾らでも分かち合えて嬉しかったろう
(きょうはしのんでいますたそかれあき)
きょうは偲んでいます誰そ彼秋
(くもがはしこいくすぐったい)
雲が捷い擽ったい
(みんながみんなひとしくみちたりたばあいに)
皆が皆等しく満ち足りた場合に
(やっとしんしんがくつろぎしあわせをしる)
やっと心身が寛ぎ幸せを知る
(ぜっせいのかちほどもっと)
絶世の価値ほどもっと
(ひとりじめしたとたんこうむなしかったろう)
独り占めした途端こう虚しかったろう
(きょうはいわっていますうみよやまよ)
きょうは祝っています海よ山よ
(いのちはどうせうつくしい)
命はどうせ美しい
(ああすんでいますまふゆはあさ)
噫澄んでいます真冬は朝
(そらがおおきいやわらかい)
空が大きい柔らかい
(あのうつろいもこのはじらいもなみだにかえて)
あの移ろいもこの恥じらいも涙に替えて
(ぜんぶしょいこんでじゅくそう)
全部背負い込んで熟そう
(しようがないとはけっしてかんがえないし)
仕様がないとは決して考えないし
(ふようふきゅうというがいねんもない)
不要不急という概念もない
(ばんじべんりなだけじゃもったいないし)
万事便利なだけじゃ勿体ないし
(ふぜいおもんじたいゆるしてたも)
風情重んじたい許して給も
(きょうはこいしていますかはたれはる)
きょうは恋しています彼は誰春
(いのちがずっと)
命がずっと
(とうめいにさえていきますまなつはよる)
透明に冴えていきます真夏は夜
(いまがまぶしいじれったい)
いまが眩しい焦れったい