涙

(くらいせかいはそうざんこくにも　ひとをああにもかえてしまうけれど)

暗い世界はそう残酷にも　人をああにも変えてしまうけれど

(おもいよろいをはずしてしまえば　ほんとうのすがたがみえてくるから)

重い鎧を外してしまえば　本当の姿が見えてくるから

(あのひおこったそのできごとは　けせないきおくとかなしみをうみ)

あの日起こったその出来事は　消せない記憶と悲しみを生み

(のこるものはなにもなくただ　なみだとにくしみのあめだけが)

残るものは何も無くただ　涙と憎しみの雨だけが

(いまぼくにはきみにしてあげることがかぎられているけれど)

今僕には君にしてあげる事が限られているけれど

(でもこうしてうたをうたうくらいならきみにきこえるように)

でもこうして歌を歌うくらいなら君に聞こえるように

(そのなみだをふいてわらいながら　ずっとこのほしでくらしたい)

その涙を拭いて笑いながら　ずっとこの地球で暮らしたい

(このままじゃまえはみえないからきみのそばにはたいせつなひとがひつよう)

このままじゃ前は見えないから君のそばには大切な人が必要

(おわらないあくむはそうきみのからだをむしばんで)

終わらない悪夢はそう君の身体を蝕んで

(でもなにもなかったようにうつる　きみのすがたはかがやいていた)

でも何も無かったように映る　君の姿は輝いていた

(なによりもはやくつたわるものは　ささやかないのりといきるつよさだね)

何よりも早く伝わるものは　ささやかな祈りと生きる強さだね

(いまぼくにはきみにしてあげられることがかぎられているけれど)

今僕には君にしてあげられる事が限られているけれど

(でもこうしてうたをうたうくらいならきみにきこえるように)

でもこうして歌を歌うくらいなら君に聞こえるように

(そのなみだをふいてわらいながらずっとこのほしでくらしたい)

その涙を拭いて笑いながらずっとこの地球で暮らしたい

(このままじゃまえはみえないから　きみのそばにはたいせつなひとがひつよう)

このままじゃ前は見えないから　君のそばには大切な人が必要

(やさしいかぜにみをまかせ　さあきがすむまできずをいやすｄａｙｓ)

優しい風に身を任せ　さあ気が済むまでキズを癒すｄａｙｓ

(こもれびはきみをほうようもうよそうよあらそいにぴりおどを)

木漏れ日は君を抱擁もうよそうよ争いに終止符を

(とめどなくながれるいのりのなみだ　やさしいかぜはここから)

とめどなく流れる祈りの涙　優しい風はここから

(おととことばはこっきょうをこえていま)

音と言葉は国境を越えて今

(たえまなくひかるほしたちのなか　きみもひとつのほしになり)

絶え間なく光る星たちの中　君もひとつの星になり

(ながしたなみだはうるおいをまし)

流した涙は潤いを増し

(そのなみだをふいてわらいながらずっとこのほしでくらしたい)

その涙を拭いて笑いながらずっとこの地球で暮らしたい

(このままじゃまえはみえないから　きみのそばにはたいせつなひとがひつよう)

このままじゃ前は見えないから　君のそばには大切な人が必要