天声

(だれもすくいはできずきたないことばだけとめどなくあふれるひびじぶんをみうしなう)

誰も救いはできず　汚い言葉だけ　止めどなく溢れる日々　自分を見失う

(それでもそれでもそれでもっててをのばす)

それでもそれでも それでもって手をのばす

(あなたへあなたへとゆびさきしたためるのはあいするものをいやす)

あなたへあなたへと　指先したためるのは　愛するものを癒す

(ぼくならあなたをかなしませはしないきれいなことばだけでそうつむぐよ)

僕ならあなたを悲しませはしない　綺麗な言葉だけでそう紡ぐよ

(たいせつなひびのなかであまくまぶしくときめかせたい)

大切な日々の中で　甘く眩しくときめかせたい

(ぼくらのこえがぼくらのこえがてんごくにとどいたときに)

僕らの声が僕らの声が　天国に届いた時に

(かみさまにそっとやさしくうつくしいとみみうちされますように)

神様にそっと優しく「美しい」と耳打ちされますように

(でらしねのあなたはねたみでとげをさすながれだすあかいあめでじぶんをなぐさめる)

デラシネのあなたは　妬みで棘を刺す　流れ出す赤い雨で自分を慰める

(それでもそれでもそれでもあいされたいこころは)

それでもそれでも それでも愛されたい心は

(みぬいたみすかしたふあんをぬくもりでただいやす)

見抜いた見透かした不安を ぬくもりでただ癒す

(どれだけあなたをしんじぬけばいいつみをかぞえてゆるしをまってる)

どれだけあなたを信じ抜けばいい　罪を数えて赦しを待ってる

(さびしげなそのよこがおいたみくるしみつづけただろう)

淋しげなその横顔痛み苦しみ続けただろう

(ぼくらのこえがぼくらのこえがてんごくにとどいたときに)

僕らの声が僕らの声が天国に届いた時に

(かみさまはきっとやさしくうつくしいとほほえみかけてくれるよ)

神様はきっと優しく「美しい」と微笑みかけてくれるよ

(ここへここへはなをさかせて　こわくないさはないちもんめ)

ココヘココヘ　ハナヲサカセテ コワクナイサ　ハナイチモンメ

(ぼくとあなたはなをさかせてずっとずっと)

ボクトアナタ　ハナヲサカセテ ズット ズット

(そらへうかべたそらへうかべた　このうたであなたをつつみこむよ)

そらへ浮かべたそらへ浮かべた この歌であなたを包み込むよ

(ぼくならあなたをかなしませはしないきれいなことばだけでそうつむぐよ)

僕ならあなたを悲しませはしない綺麗な言葉だけでそう紡ぐよ

(たいせつなひびのなかであまくまぶしくときめかせたい)

大切な日々の中で甘く眩しくときめかせたい

(ぼくらのこえがぼくらのこえがてんごくにとどいたときに)

僕らの声が僕らの声が天国に届いた時に

(かみさまにそっとやさしく「うつくしい」とみみうちされますように)

神様にそっと優しく「美しい」と耳打ちされますように